sweetie 【W.紫緑】 (ページ41)

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『淳太、おはよ
昨日は遅くまでありがとう！』

黄「俺も楽しかったから
また行こうな？」

昨日は楽しくて遅くまで付き合わせてしまった

その上ご馳走にもなってもうてほんま淳太には頭が上がらへん

紫「かみちゃん！この後オフやろ？
今日こそご飯行ってカラオケも行こうや」

『あ、ごめんな？
今日も予定あって...』

嘘ついて断り続けるのは罪悪感があるけど、バレへんようにするためになるべくプライベートな関わりを減らしたいねん

またいつかこの気持ちに蓋をしてメンバーとして関われるようにするから

今だけ嘘つくの許してや

紫「...また淳太？」

『え？』

紫「最近俺のこと避けてへん？
淳太とばっか話しとるし」

『避けてへんよ？
はまちゃんの勘違いちゃう？』

紫「避けとるやろっ！！
昨日の仕事ってのも嘘なんやろ
淳太と一緒に歩いてるの見たで」

『違うって
仕事帰りにたまたま会っただけやから』

黄「ちょ、2人とも落ち着けって」

紫「もうええ」

俺って最低や

勝手に俺が好きになったのがあかんのに嘘ついて怒らせて

関係壊したくないとか言いながら壊すような行動しとるん俺やん

黄「かみちゃん大丈夫やで
はまちゃんも頭冷やしたらいつも通りになるって」

『淳太、俺もう逃げへん
ちゃんと伝えて振られて来るわ』

黄「は？
ちょ、かみちゃん！待って！！」