sweetie 【W.紫緑】 (ページ40)

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『ほんま助かった
淳太ありがとう』

黄「ええって協力するって言ったやろ？
ご飯でも行く？奢るで」

隠し切ると意気込んだものの実を言うと淳太にはバレてて

軽蔑されるのも覚悟したんやけど肯定して受け止めてくれて

それ以来他のメンバーにバレへんように、俺の気持ちが溢れんように協力してくれてる

黄「でもほんまにええん？
他のみんなやって別に怒ったりせえへんと思うけど」

『仕事してく上でこの気持ちは邪魔になってまうから
それに今の関係のままでも十分幸せやねん』

黄「ほんま真面目やなぁ
かみちゃんがそれでええなら俺は支えるだけやな」

男同士でしかもメンバーに対してこんな感情をもってしまった俺のことをこんなにも考えてくれる

淳太がこのグループの最年長でほんま良かったわ

ありがとう、淳太

「さ、恋愛に飢えとるおじじにはまちゃんの好きなとことか全部話してええよ
話してスッキリすることもあるやろ？」

『はまちゃんの好きなとこなぁ...
ん〜、全部！』

黄「ふはっ、ベタ惚れやな
カラオケふたりやろ？行かんくてええの？」

『カラオケが1番危険なんやって
はまちゃんなんも考えてへんから俺の顔見ながらラブソングとか歌ってくるんやで？』

俺が好意を寄せてることなんてあの鈍感さんは気がついてへんから

最初は"もしかして俺のこと..."なんて期待してもうたけど、きっと他の人にも同じようなことしてるんやろな

はまちゃんも好きな人とかおるんかな...

ええなぁ、はまちゃんに想って貰えたらきっと幸せなんやろうな