sweetie 【W.紫緑】 (ページ26)

今日:91 hit、昨日:47 hit、合計:14,806 hit

・ページ26

紫side

かみちゃんに気持ちを伝えてから約１ヶ月間、できる限りのアピールはしてきたつもりや

ホワイトデーである今日もう一度告白をしてそんで返事を貰う

結果がどうであれ俺の気持ちはちゃんと伝えたいねん

『はまちゃん先輩、お話しええですか…？』

いつ話しかけようか迷っていると向こうから声をかけられた

『あの、この間のお返事なんですけど、』

紫「ちょっとまって、
もっかいちゃんと伝えてもええ？」

こくんと頷いたのを確認して話しだす

紫「何事にも真面目に一生懸命に取り組む姿も、幸せそうなその笑顔も、かみちゃんの全部が好きや
これからも俺がずっと隣で笑わせたいし一緒に幸せになりたい
俺と付き合ってください」

バクバクと心臓の鼓動が速くなる
かみちゃんが話しだすのを待つこの時間がものすごく長いように感じる

『はい、俺も先輩のことが好きです
俺で良ければ付き合いたいです』

紫「ほんまに？」

『ほんまです
俺もこれから先も先輩の隣に居たいです』

まさか同じ気持ちでいてくれたなんて
ほんまに幸せや