sweetie 【W.紫緑】 (ページ19)

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緑side

...ちゃん！かみちゃん！

なんか俺を呼ぶ声がする気がする...

紫「かみちゃん！ごめんなぁそろそろ収録始まるって」

『えっ！俺寝てた？』

紫「15分くらい寝てたで」

はまちゃんの話聞いてたはずやねんけど途中から記憶ないな...

あんなに寝付けへんかったのに熟睡やったな
はまちゃんの声って安眠効果あんのかな？

『はまちゃんありがとうな
はまちゃんの声に安心して久々に熟睡できた』

紫「...やっぱ寝れてへんの？」

寝れてへんことがバレて仕事が終わって2人で夜ご飯を食べてからはまちゃんの家へ

"服貸すから泊まっていきや"とお風呂にいれられ今ははまちゃんが出てくるの待っとる

紫「あ〜さっぱりした
ほな一緒に寝よか」

『えっ？』

紫「ん？寝れてへんのやろ？
俺の声聞いてたら寝れたって言っとったし寝付くまでお話したるよ」

"ほら行くで"と俺の手を引いて寝室に向かいベッドに転がるとぽんぽんと隣を叩く

『やっぱ申し訳ないって...』

紫「何言っとんの、ええからほらおいで」

リビングに戻ろうとする俺の手を掴んで自分の隣に寝かせようとしてくる

力の強いはまちゃんにかなうわけもなく大人しく隣に寝転ぶ

紫「話したくないことを無理には聞かへんけど、心配やねん
俺の声で安心して眠れるんやったらいつでも一緒に寝たるから」

『...ありがとうはまちゃん』