sweetie 【W.紫緑】 (ページ16)

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「なに笑っとんの？俺の質問に答えろや」

『俺の彼氏ははまちゃんやし、好きなんもはまちゃんだけ
ごめん嫉妬して欲しくてわざと大袈裟に褒めた』

「…ほんまやろな」

『ほんまやって、ごめんな？』

そういうと"はぁよかったぁ"っていつもの優しい表情に戻る
けど嫉妬してくれたってことやんな？

『なぁ、嫉妬してくれたん？』

「あたりまえや
好きな子が他の男好きになるって言ってるの聞いて嫉妬せんやつおらんやろ」

これ作戦大成功やない？
のんちゃんありがとう！！

『んふ、嬉しい
はまちゃん全然嫉妬せえへんしいっつも余裕そうやからちょっと不安やってん』

そう伝えると真剣な表情で俺の手を握ってくるはまちゃん

「余裕なんてあるわけない
年上やし頼りになる器の大きい男やって思われたくて、隠しとるだけや
嫉妬なんていつでもしとる」

幻滅した？なんてちょっと不安そう
幻滅なんてする訳ない、そんなふうに思われてなんて知らんかったからかなり嬉しい

『どんなはまちゃんでも好きやから、嫉妬も全部隠さんと見せて欲しい』

「ん、不安にさせてごめんな
ほんま大好きやで愛しとる
俺のことだけ見ててや」

『はまちゃんこそ余所見せんと俺のことだけ見ててな？
俺も愛しとるよ』

優しく抱きしめてキスをしてくれる
ちょっと怒らせちゃったけどはまちゃんからの愛を感じられたし作戦大成功やな
これからもずっと大好きやで

fin

.....

初めまして、miiと申します
お話を読んでくださりありがとうございます
♡や評価もとても嬉しいです
拙い文章ではありますが、甘々な2人をお届け出来ればと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします

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