sweetie 【W.紫緑】 (ページ2)

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赤「ともっ！ともっ！
俺のプレーどうやった？？」

こいつは重岡大毅、俺の同級生で幼なじみ
俺がバスケ部のマネージャーやるって言ったら俺もバスケ部入るって言い出してん
バスケなんてやったことないやろって言ったんやけど、"ともと一緒がええ！"って気がついたら入部しとった

運動神経抜群やからすぐ上達しとってちょっとムカついたのは内緒な

『そんな大きい声出さんでも聞こえるって
今日はパスの通りが良かったんとちゃう？』

赤「へへっ！今日はいつもより周りがよく見えてたんよ
とも、もっと褒めて！」

『ちょーしのるなや』

紫「ほんま今日のしげちゃんのプレー良かったな練習の成果でとるやん」

『お疲れ様です！ドリンクどうぞ
はまちゃん先輩も今日3P絶好調でしたね』

入部してすぐに"堅苦しいのは嫌いやねん、はまちゃんって呼んでええよ"って言われてはまちゃん先輩って呼ぶようになった

紫「かみちゃんもお疲れさま
ありがとうな、けどたまたまやで」

そう言いながら俺の頭にぽんっと手を置く先輩
たまたまなんて言ってるけど、俺知っとる
誰にも言わずに隠れて必死に練習しとるって

はまちゃん先輩があんなに上手いのは地道な努力を積み重ねた結果なんや

赤「…とも、今日一緒に帰ろうな」

『え？そんなんわざわざ言わんでもいつも一緒に帰っとるやん笑』

紫「ほんましげちゃんはかみちゃん好きやなぁ」

赤「まぁ幼なじみなんで」

紫「…絶対それだけやないやろ」