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小瀧「知り合い?」
ミサ「あー、中学の時部活一緒だったの」
サキ「え!ちょっとミサ!何このイケメン!」
ミサ「は?望のこと?」
サキ「当たり前じゃん!」
小瀧「ハハハッ(笑)どーも(笑)」
サキ「うーわ、かっこいい。よかったら私らと回らない?」
ミサ「は?!ちょっと何言ってんの!」
サキ「いいじゃん!ミサも一緒に回る?」
ミサ「え…いや、Aが…」
と申し訳なさそうに私を見るミサ。
そんな目で見られたら答えはひとつしかない。
『私は平気だよ!私ならいつでも会えるし!』
サキ「ほら!Aちゃんもこう言ってるし!」
ミサ「……じゃあ、回ろうかな」
サキ「よしきた!よかったらそこのイケメンさんも行こ!」
重岡「『え?』」
と思わずわたしとしげで声が被る。
ミサ「はぁ?」
小瀧「ええやんええやん!女の子いっぱいやし!」
ミサ「ちょっと!!あんた何言って…っ」
ミサが望の方を向いた時、望が目で何かをミサに合図する。
ミサ「…………なるほどね、じゃあ望も行こうか!」
『え!ちょっとミサ?!』
小瀧「おぉ!いくいく!」
サキ「やったー!行こ行こ!」
ってミサの腕を掴むサキちゃん。
ミサ「あ、しげは来ちゃダメだからね??」
なんて何故かしげに釘を刺す用に言って、望と一緒に人混みに消えていく。
『えっと…しげ…?』
何故かずっと黙ってるしげ。
重岡「…………言われなくても行かんし、」
小声でなにかつぶやくから
『ん?何か言った?』と聞き返す。
重岡「ううん、なんでもないで。どうする?
俺ら2人で回る?」
『……………え、』
重岡「…………………嫌やった、?」
こちらを覗き込んでくるしげ。
『………ううん、』
重岡「おし、じゃあ行こか!」
そう言って歩き出すしげの隣を歩く。
重岡「ぶどう飴、溶けてまうで」
『あ、たしかに……………って、ぶどう飴は溶けないし』
重岡「ハハッ(笑)普通に引っかかった(笑)」
なんて笑ってるしげを見てたらなんだかこっちも笑えてきた。
重岡「…………浴衣、ええな」
なんて前を見て少し照れたように言うもんだから
『………ありがとう』
こっちも照れるじゃん。
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作者名:ちゅら | 作成日時:2020年4月21日 3時