「アホちゃう？（笑）」【赤】 (ページ40)

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2人でそれぞれアイスを選ぶ。

重岡「俺これ～」

『んーー、どうしよ。これにしよ！』

しげとは違うものを選ぶ。

重岡「決まった？」

『うん』

重岡「なににしたん？見せて？」

と手を出してくるから、なんでわざわざ渡すのかな？と思いながら

しげの手に置いたら

重岡「ほーん、これか。俺もこれ好き！」

といい、私のアイスを持ったままレジに向かってしまう。

『え！ちょっとしげ？！』

たったアイス2個だったからさっさとレジが終わってしまい、

重岡「はよ食べようやー、溶けてまぅー」

『ちょっと…！お金！』

重岡「えー？ええって！こんくらい！」

『でも…申し訳ないよ…ただでさえ送って貰ってるのに…』

重岡「んー、じゃあ今日Aがゴール決めた祝い！」

『…だったらしげもじゃん』

重岡「もー！！素直にゆうこと聞いてや！(笑)」

ん！とアイスを押し付けてくるので、

『…ありがとね』

重岡「おう！」

といい、アイスをかじるしげ。

並びながら、2人でアイスを食べて家へ向かう。

重岡「それ、おいし？」

『うん、美味しいよ』

重岡「よなー、知ってる」

『なんで聞いたの(笑)そっちは？美味しい？』

重岡「美味しいでー」

『へー。それ食べたことないや』

重岡「え！？そうなん？これ美味しいのに～！」

『冒険しないタイプなの！』

重岡「出た(笑)そう言うヤツおるよな(笑)」

重岡「んなら、ひとくち食べる？」

と、アイスを向けてくるしげ。

『え？』

重岡「俺はこのアイスの美味しさを共有したい！

あとパスタのお礼！」

とここでパスタを出してくるのは、わざとかと思ってしまう。

『…じゃあ、1口』

重岡「おう！」

そう言って、しげが差し出してくれてるアイスをひと口かじる。

重岡「1口ちっさ(笑)」

『知覚過敏なの！』

重岡「アイス食べるの向いてないやん(笑)美味いやろ？」

『…うん、美味しい』

重岡「冒険も悪くないやろ？」

ニシシッと笑うしげをみて、私も笑う。

『今度それ食べてみるね』

重岡「食べ食べ！後悔はさせへん！」

『製作者か(笑)』

重岡「そやで？(笑)」

『もーう！嘘つかないで！』