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重岡「お!今度はええ顔してるやん!」
『…しげ、疲れてなかったの?』
と今更しげがなんで私とツーショットなんか…と思い聞いてみる。
重岡「疲れとるけど、Aと撮りたかったし!」
と笑顔で言われるから思わず下を向いてしまう。
『…そっか、!ならよかった!』
重岡「おう!ありがとな!夜送るわ!」
じゃあちょっと俺、神ちゃんのとこ行ってくる。と言うから
『うん、いってらっしゃい』
小瀧「あ、待ってしげ。俺も行く!」
しげの後を付いていく望を見ているとミサに話しかけられる。
ミサ「…よかったね!」
そうにこにこしながら言われるから
『…うん、』
と今更嬉しさが込み上げてきてニヤニヤしてしまう。
ミサ「あー、私しげと撮ってないなー」
『え、?ミサ撮ってないの…?』
しげはてっきりミサとも撮っていたと思ってた。
ミサ「全然?全くそんな話にならなかったし!
しげから声掛けた女子なんてAくらいじゃない?(笑)」
そうニヤニヤしてくるもんだから、まさか…と思って顔を赤くしてしまう。
ミサ「A、かーわいっ」
『もーう!うるさいッ!!教室戻るよ!!』
ミサ「あ!ちょっと待ってよ!」
早歩きで教室で戻りながら、さっきのミサの言葉を思い出す。
“ しげから声をかけた女子なんてAくらいじゃない?(笑) ”
……………ねぇ、しげ。
もしそれがほんとだったとしたら、期待してもいい、ですよね、?
⋮
教室に戻り、帰りのホームルームを受ける。
先生「じゃあ気をつけて帰れよー。お疲れ様ー。」
さよならー、という合図とともに生徒がクラスから出る。
小瀧「あー、球技大会の後の部活ダルいなぁ」
隣でそうつぶやく望。
重岡「ほら、はよ行くぞ小瀧。」
小瀧「ちょ待ってやー」
重岡「2人ともおつかれー、またな〜」
小瀧「おつれさーん!」
ミサ「うん、お疲れ様〜」
『またね、部活頑張れ!』
重岡「おう!」
そう言って望と走っていくしげ。
ミサ「…なーんか、いい感じだね?(笑)」
『もー!うるさいってば!打ち上げ付き合って!』
ミサ「え、私ら2人で打ち上げ??」
『悪い?まずはカラオケ行くよ!』
そう言ってミサの手を掴んで走り出す。
今私はなんだかすごい歌いたい気分だった。
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作者名:ちゅら | 作成日時:2020年4月21日 3時