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小瀧「Aうるさっ」
と声が聞こえて、後ろを振り向くと
まるでこないだの再現かのように後ろにいる
望と藤井くん。
『…また望か、』
小瀧「またってなんやねん、てか声でかいねん」
『ハイハイ、すいませんでした〜』
小瀧「うっざ!このガキンチョ!」
そう言って私のリュックを軽く殴ってくる。
『はぁ?!なにすんの!このデカ!』
小瀧「うるせぇ!このチビ!」
『はぁ?!?望ねぇ…!』
ミサ「2人ともうるさい」
そう言ってすごい冷たい目でミサが見てくるもんだから
思わず、
小瀧「『すいません…』」
と声が重なってしまった。
藤井「ハハッ(笑)仲ええんやね〜」
と、呑気に笑う藤井くん。
小瀧「普通や、普通」
『藤井くん、やめて。中の下くらいだから』
小瀧「こっちから願い下げや」
藤井「なんか望があんまこう言い合いしてる女子って
おらんやん?やからなんか新鮮やわ〜」
と未だに呑気に笑う藤井くん。
小瀧「…はぁ…、」
うん、望。
こればかりは私も溜息をつきたくなるよ。
ミサ「藤井テストどうなの?」
藤井「あ、今日テストか。」
藤井くんは今日も絶好調みたいです。
⋮
教室の前について
藤井「今回は間違えへんかった!」
と言い、自分のクラスへ向かう藤井くん。
小瀧「それが当たり前や、アホやな(笑)」
『ほんとにね(笑)』
藤井くんを見てたらいつの間にか
望に対するイライラも無くなっていた。
『藤井くんって勉強できるの?』
小瀧「あいつ、ああ見えて結構できるんよ」
ウザイよな〜、という望。
ミサ「確かに成績悪くなかったかも」
『へ〜…なんか失礼だけど、意外…(笑)』
小瀧「あいつとは仲ええけど、未だにわからん所が
多すぎんねん」
席に座って今日のテストの教科のプリントを見る望。
『よし、私もやろ』
そう呟いて数学をやる。
それから10分くらいすると、
重岡「おはよーっす」
しげが入ってきた。
さすがにしげもテスト当日だからか、私の机に
来ることも無く自分の席に座り、勉強をし出す。
山田くんも今日はなんの迷いもなく席に座る。
ちなみに山田くんはクラストップだからなぁ
すごいなぁ、と思う。
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作者名:ちゅら | 作成日時:2020年4月21日 3時