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重岡「なぁ、今日、小瀧たち一緒に来たん?」
と、また山田くんの席に座り私たちに話しかけるしげ。
あぁ、まだ山田くんがドアの前で戸惑ってるよ。
小瀧「まず、Aと朝同じ電車やってん」
重岡「あ、そうなん?」
『あんま一緒にならないけどね』
小瀧「てか、電車ん中で会ったんは初めてやわ」
重岡「流星もおらんかった?」
小瀧「そうそう、俺流星と行ってんねんけど
歩いてたら、かなりの声で笑いながらAとミサが
ノロノロ歩いてたから、話しかけてん(笑)」
『そんな大声出してないし、』
小瀧「まぁまぁ大きかったで(笑)」
重岡「そうなんかー、じゃあ流星と仲良くなったん?」
と、私の方を向いて聞いてくる。
『仲良く…まぁ、顔見知り?』
小瀧「こいつ人見知り発揮して全く喋らへんねんもん(笑)」
重岡「あーな(笑)じゃあ後、神ちゃんだけやん」
『…なにが?』
重岡「え?俺らの仲ええヤツらでまだ話してないの」
と言われる。
いや、全員揃ってコンプリートみたいな奴じゃないんだから。
重岡「今度、神ちゃんも連れてこなきゃやなー」
小瀧「いやなんの使命やねん」
重岡「ここまできたら神ちゃんとも仲良くなってほしない?(笑)」
小瀧「まぁちょい、わかる」
『わかるんかい』
小瀧「ナイスツッコミ」
イェーイなんてハイタッチを求められるから、
適当にハイタッチをして流すと、
重岡「俺も俺も」
イェーイなんて悪ノリしてくるしげ。
ここで返さないのも変だから、返す。
冷静にやったつもりだけど、出来てただろうか。
小瀧「なんでお前もすんねん(笑)」
重岡「え、なんか、流れ?」
なんて2人が笑ってるのを見て、私も笑う。
内心は心臓バクバク。
重岡「Aって結構人見知りよなぁ〜」
小瀧「そうなん?あんま俺にせんかったくない?」
『あー…確かに、あんまり望にしなかったかも』
小瀧「いや、しろや」
『なんか、割とフィーリング』
小瀧「人見知りにフィーリングもクソもあるか」
と望と話してると、
重岡「…えー、なんで俺されてたん」
と、爆弾を突っ込まれた。
『え、』
小瀧「え、しげされてたん?」
重岡「されてたで、な?(笑)」
とこっちに笑いかけてくる。
『あー…うん、しげはした』
小瀧「いやなんでやねん!なんでしげはして、俺はせぇへんのや!」
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作者名:ちゅら | 作成日時:2020年4月21日 3時