検索窓
今日:8 hit、昨日:4 hit、合計:209,785 hit

12 ページ12

と聞こえる。



あぁ、もう終わりかぁ…なんてさっき


自分から切ろうとしてたくせに都合がいい。



『あぁ、うん。わかった。』



“ 重岡「じゃあ、おやすみ。また明日な」”



と、しげがグループ通話から抜けるから私も抜ける。



『…おやすみ、なんて初めて直接言われた』



今まで何回かしたことあるグループ通話で



しげと2人になんてなったことない。



だからものすごく緊張したし、なにより



やっぱりしげはずるい人だ。



傍から見たら、うまくいきそうかもしれないけど



しげはああいう事を何の気なしに言う。



それを証拠にミサにも言ってたし、



だから、期待しないのは自分のためだ。



なんて思いながら、さっき送られてきた望のLINEに返事する。



Aダルい(笑)



『……私もお風呂行こ、』



その日は、もうそれ以上特に起きなかった。



布団に入って携帯をいじって寝る。



いつもと同じことだけど、いつもと違うのは



やっぱり君が頭から消えないからだ。







次の日、朝いつもの様に起きて学校に向かう。



電車に揺られながら携帯をいじっていると




小瀧「よっ」




と、声が聞こえるから前を向けば



小瀧「昨日、どうやった(笑)」



とニヤニヤしてる望。



そういえば望もこっち方面だったか、なんて考えてると




小瀧「おーい、え、俺まさか余計なことした?!」




なんて朝から騒がしい。




『……余計なこと、ではなかった…かも』



小瀧「フハッ(笑)なんやねんそれ(笑)」




と、つり革に両手をかけて両腕の間から顔を出す。




小瀧「やっぱ俺ナイスアシストやったか〜、今からバレー部入ろかな」



『バカじゃないの?(笑)』



小瀧「あっ、関西人にバカは禁句やで。」





言うならアホや、なんて真面目な顔して言うから笑ってしまう。





小瀧「なにわろてんねん(笑)」



と頭を小突かれる。



あーあ、これくらいしげとも自然に話せたらいいのにな。



なんて望と話してるとたまに考えてしまう。



“ 次は〜〇〇、〇〇でございます ”



と、アナウンスが聞こえる。



話してたらあっという間だなぁって思う。




小瀧「よし、降りんで〜」



と緩く言う望に続いて降りる。



小瀧「ミサおるん?」



『うん、いつも一緒』



と、会話をしながら改札を抜ける。



小瀧「仲ええなー」


じゃっ、とミサとは反対側にいる

隣のクラスの藤井くんの元へ向かう望。

13→←11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (110 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
378人がお気に入り
設定タグ:重岡大毅 , ジャニーズWEST , 小瀧望   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちゅら | 作成日時:2020年4月21日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。