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[卒業式]
「ありがとうさようなら
友達
1つずつの笑顔
弾む声
(♪)」
ああ
ボクまで涙が
[次の日の打ち上げパーティー]
A「誠也くん、お疲れ様でした、」
誠也「え？Aちゃん！ひろしくんにめぐみちゃんに桜木先生も？！」
沼の底教頭「皆待ってますよ、」
誠也「え？」
鈴木くん「音楽室に来て下さい、」
めぐみ「私たちの本当の卒業式はまだ終わってません！」
桜木先生「行っといで！」
沼の底生徒「(頷く)」
小野寺先生「打ち上げパーティーは富士見ヶ丘小学校の3組としてあげて！」
[音楽室]
誠也「皆！」
A「座って、」
誠也「あ、うん、」
〜
鈴木くん「末澤先生！！ボク達男子！！」
めぐみ「私たち女子！！そして3組皆の先生でいてくれて！！」
6年3組一同「ありがとうございました！！！」
誠也「…………皆！」
野村くん「最初はこの先生でうまくやっていけるのか不安でした！」
「出席簿は忘れるし！」
「冴えなくてネガティブで！」
「女心も分からなくて」
「生徒の喧嘩もうまくとめれなくて、」
木下さん「勝手にソーラン節決めたりして、」
宮下さん「それでも一緒に過ごしていくうちに、」
関さん「段々と楽しくなり」
「末澤先生となら」
「うまくやっていけるかと！」
「思いました！」
栗田さん「楽しかったキャンプ！」
「一緒に食べたカレーライス！」
「楽しかったキャンプファイヤー！」
「だけどそれだけじゃなくて、」
「日に日に垢抜けてきた末澤先生！」
「ボク達を楽しませてくれた先生！！」
菊池さん「自分の気持ちを正直にぶつける事を教えてくれた先生！」
立野くん「やれば出来ることを教えてくれた先生！」
「イジメっ子に愛のムチをした先生！！」
「イジメはダメだと教えてくれた先生！！」
坂下「でもそれよりもっと！」
西原「大事なことを教えてくれました！！」
岸「…………それは、自分の命の大切さっ………！」
誠也「…………岸くん！」
まりな「友達の命の大切さっ………(玲奈と手を握りながら)」
玲奈「たった1つしかない命を皆で大切にします！！」
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作者名：末澤あめ | 作成日時：2024年3月2日 10時
