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鈴木くん「え………………」
めぐみ「……………じゃあ末ちゃん来年の4月からいなくなるの！？」
誠也「うん、代わりに向こうから代わりのキミたちの教師が、廃校になったら都会に行くって決めてたらしいから丁度良かったね、」
野村くん「じゃあ再来年の卒業式も…………」
誠也「考えた結果なんだ、」
あゆみ「………………末ちゃんに声がかかるなんて人気者だね！」
晶「見た目はダサいけどね〜！」
法子「山梨か〜！」
[キーンコーンカーンコーン]
誠也「皆ありがとう、分かってくれて、」
立野くん「だってサヨナラじゃないし！」
めぐみ「皆で遊びに行っていい？」
誠也「いいよ！紹介するね〜！」
まりな 玲奈「は〜い〜♪(手を繋ぎながら)」
鈴木くん「ボクやだよ！」
委員長「鈴木くん……………」
誠也「ひろしくん、大丈夫、皆で遊びに来てもいいし、ボクも夏休みや」
鈴木くん「やだ！！！！」
福委員長「あ！鈴木くん！」
ひろしくん
A「…………鈴木くんよっぽど誠也くんが好きなんだね、」
誠也「一番先にボクに心を開いてくれて懐いてくれたのはひろしくん、どれだけ慰められたか、」
A「うん、」
[床屋]
鈴木父「寂しくなりますね…………」
鈴木母「ひろしなら部屋に、さ、」
誠也「はい、」
〜
鈴木くん「お願い末ちゃんっ……6年からも担任でいてよっ(泣)」
誠也「…………ボクだって離れたくないよ、ひろしくん、離れてもボクは富士見ヶ丘小学校3組の担任だよ、キミたちが中学生になっても、高校生になっても、大学生か社会人になっても、約束する！」
鈴木くん「末ちゃんっ(泣)」
誠也「(抱きしめる)バカだな！先生は離れてもキミたちの担任だよ、約束する、夏休み、冬休みには必ずキミにシャンプーしてもらいに来る！」
鈴木くん「約束だよっ(泣)」
誠也「うん！」
ありがとうひろしくん
[5年3組]
誠也「見送る会？」
野村くん「そう！オレ達末ちゃんにまだ恩返ししてないっすから！」
あゆみ「まだ早いけどクリスマス会を見送る会にしようって決まったの♪」
晶「お別れ会か送別会じゃお別れみたいな言い方だし、」
法子「だから行ってらっしゃいって事で！」
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作者名：末澤あめ | 作成日時：2024年3月2日 10時
