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リレーであの時、先頭に走ってたけど私は２組と３組の女子に抜かされた
言い訳になるかも知れないけど
２組と３組の女子が駅伝に出たレベルだから足が早すぎただけ
大地「辞めろよ！！！！」
大地がいつも助けてくれた
大地「ｸｿ！あいつら団体で！」
A「ごめんね大地、私のせいでっ(泣)」
大地「姉貴のせいじゃないよ！」
ママもパパも何度も光山からのイジメを辞めさせるよう
担任の先生も注意してくれたけど
舐められていたから光山からのイジメは続いた
奴は曾祖父さんが他校の理事長
祖父が他校の教頭だから
それが弱み
教科書や机には
[死ね！！！]
光山「こいつと口聞いたやつはどうなるか覚えてろよ！！！！」
当時の元友だちも私から離れ
朝幸「Aちゃんにはオレ達もいるから(抱きしめ頭を撫でる)」
A「うんっ(泣)」
拳ではないけと平手で叩かれたり
蹴られたりした
確かに転校しても良かったんだけど
大地がいたから
家から離れたく無いから
我慢した
せめてもの救いは
学区域が違い私と大地は別の中学になることが分かっていた
6年生になる頃父の都合でアメリカに
A「そこからはもう二度と日本には戻らないって喜んだ、奴がいなくなったから私から離れて行った当時の友だちが話しかけて来たけどなんかそんな気になれなくて、だから修学旅行も卒業遠足もパスしたし学区域が違うし別の中学になるならもういいやって、」
誠也「そっか、」
A「最後くらい卒業おめでとうくらい言えば良かったかなて、」
誠也「Aちゃんは大地さんもいたから良かったけどボクなんて藤原と会うまでは学校ではいつも1人だったからね、」
A「うん、」
お互い
辛い過去があったけど
明るい未来が
[キーンコーンカーンコーン]
大晴「あれ？」
[体育館]
大晴「皆！！今日は校庭でサッカーの練習だよ！！」
ロバート「あれ？先生今日体育館でドッチボールって言いませんでしたか？」
大晴「え？」
一太「……………………」
「先生体育館って言ってたよ？」
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作者名：末澤あめ | 作成日時：2024年3月2日 10時
