【五条悟】最強と最凶に奪い合いされてます【両面宿儺】

11.宿儺の対抗方法 ページ14

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そうして、再度五条先生とひと悶着起こしていた宿儺は、ようやく悠仁君に説教されながら帰って行き、私の部屋にはようやく私1人……



「宿儺の呪力をAから無くす、ねぇ」

『いや何でまだ居るの？？』



と思いきや、まだこの変態教師が残っていた。
宿儺と一緒に帰れば良かったのに。



「ちなみにAは、宿儺の呪力、自分の中から無くしたい？1000年前の事なんて覚えてないんでしょ？」



無視か



『まぁ、無くせるものなら……？私のせいで宿儺が好き放題出来るのもなんか……皆に申し訳無いし……でもそんな方法無いでしょ……』

「方法はあるよ、ただ完全に無くすというよりは呪力を打ち消す形になるかな」

『えっ、うそ、出来るんだ？！』

「僕最強だからね〜♡……で、どうする？Aがやりたいって言うならやってあげるよ？♡ちなみにこれは僕にしか出来ない方法で、尚且つ他の方法は無い」

『え、いや方法があるなら勿論やりたいよ！やりたいに決まってるじゃん！』

「お、良い返事だね〜♡じゃあこっち向いて♡」



さっすが腐っても最強！♡
生徒にセクハラしまくる変態教師だし、都合悪い事はスルーする最低野郎だけど、こういう事に関しては1番頼れる。



それに私のせいで宿儺が好き放題出来るのは、呪術師としてなんとしてでも止めないといけないし、そう考えた私は素直に未だに私を後ろから抱き締めている先生の方を振り返った。



その瞬間。



『んむぅッ？！♡』

「……」

『んッ、は、ぁッ♡んん〜ッ？！♡』



顎を掴まれ塞がれる私の唇。
一瞬で私の視界は、目隠しをしていても端正な顔立ちの五条先生で埋め尽くされた。



何これデジャヴ？？



意味も分からず、兎に角先生から離れようと先生の胸板をドンドン叩くが、最強はびくともせず。
むしろ頭を片手で掴まれて、先生の方に押さえつけられた。



その間に私の唇を割って入ってくる先生の舌。
先生は目隠しをしているから表情が分からない。



『んんッ？！♡ん〜ッ！！？♡』



その内酸素が足りなくなってきて、涙目で先生を見上げればようやく先生は私を解放してくれた。



『せッ、んせぇ、！♡はぁっ、はぁっ♡なにッ、して、！』

「呪力の上書き。Aに直接僕の呪力を流したの♡これが宿儺の呪力を打ち消す唯一の方法だよ♡」

『は、ぁッ？！なに、それッ……！♡』



いや聞いてもよく分かんないし、今の普通に度の超えたセクハラだよね？！



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