63Day ページ13
俺の父親は、そこそこ大きな会社の社長。
昔から後を継ぐ事を意識させられて、育てられて来た。
外に出しても恥ずかしく無いように色んな習い事をさせられた。
社交場も経験させられた。
生まれつき身体が弱かった俺は、正直キツかった。
母親は俺の味方でいてくれてたけど、父親には逆らえなかった。
唯一の楽しみは、幼馴染みのさっくんと遊ぶ事。
佐久間「大我！遊ぼー！」
京本「うん！」
少しの休憩時間しか遊べなくても、さっくんは嫌な顔ひとつしなかった。
・
でもいつからだろう。
・
父親が俺を見てくれなくなったのは。
・
どれだけやっても、何も上達しなかった。
正確には、父親が望むレベルになれなかった。
父親には愛人がいて、その人との間に、俺と同い年の子供もいる。
そのうち父親は、その子供に目を向けるようになった。
俺よりも断然出来が良かったから。
なんの因果か、そいつとは同じ学校の同じクラス。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2053人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽんぽんす(プロフ) - 影片りなさん» 初めまして！嬉しいお言葉ありがとうございます(´∀｀)頑張ります！！！ (2020年7月9日 11時) (
レス) id: 32587a9042 (このIDを非表示/違反報告)
影片りな(プロフ) - 初めてまして。面白くて一気読みしました。移行おめでとうございます。更新頑張ってください！ (2020年7月8日 16時) (レス) id: 537ffb3acd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽんぽんす | 作成日時：2020年7月7日 21時
