雪屋敷の日常

38Day ページ38

10分置きに阿部ちゃんに信号を送り続けて、これで何回目やろ？




結構たったなー。







かなり殴られて蹴られてで、正直痛い。





普通に痛い。




Aちゃんは薬を飲まされてるのか、全く起きない。





「後悔してるか？」



向井「っ、何をや、」



「俺達に手出した事をだよ」



向井「…俺としては、さっさととどめ刺さんかった事を後悔してるわ」



「なめやがって！！」









ドゴォォン









と言う爆音が突然鳴り響き、視界が明るくなった。









「なっ、なんだ！？」



深澤「よぉ。うちのモンに何してくれてんだよ」






ボスとーじょー。






「なんだお前ら！」



深澤「そいつらの家族だよ。






やれ」






その声と共にさっくんが飛び出し、阿部ちゃんと舘さんが駆け寄ってくる。





手足の紐さえ無くなれば、俺はもう自由。








渡辺「何やってんの、ボロボロじゃん」



阿部「しばらくAちゃんに会えないねー」



向井「あんまりや！！」



目黒「あいつらこの前のやつじゃん」



向井「奇襲のつもりらしいわ」



そんな奴らは、佐久間君1人に倒されてる。





やっぱ雑魚や。







深澤「Aは」



宮舘「無事だよ。多分睡眠薬で眠らされてるだけ」



深澤「そっか」





Aちゃんの無事を体感するように優しく頬を撫で、優しい目で見つめるふっかさん。




メロメロやな〜。






深澤「康二、Aを巻き込むな。
目黒と2人で落とし前つけて来い」



目黒「俺も！？」



深澤「佐久間、帰るぞ」



佐久間「はーい」



向井「やるでーめぐきゅん」



目黒「はぁ…めんどくさ」

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