第三話 賢者と魔法使い ページ6
果たして、この2人を信じることは出来るのか。
ひとまずドラモンドとかいう男やその周りの人間は信用に足らない。土御門本家の奴らに似ている。
今、この世界に私は1人
だからこそ、信用できる人間は見極めなきゃ
長髪の男が話しかけてくる。
よく見たら、左右で目の色が違う
?「アンタが新しい賢者様か?」
『…………たぶん?』
カイン「俺は中央の国の魔法使いカイン。アンタを守る騎士でもある。アンタの名前は?」
『A、つち……じゃなくて、高辻A』
土御門、と言いかけてやめる。
……違う世界に来てまであの家の人間で居たくない。
言い淀んだことに対して何も言わず、カインと名乗った
カイン「A様、よろしくな!……まずは、コイツらを何とかしよう。」
瞳に好戦的な光を宿してニヤリと笑った。
腰に提げていた剣を抜いて兵士たちを見据える。
その瞬間、兵士たちに動揺が走ったのがうかがえた。
「か、カイン騎士団長……」
「カイン騎士団長だ······!」
ドラモンド「ええい、元騎士団長だ! もうお前達の指揮官ではない!
「カイン! 大臣である私に剣を向けるなど、反逆罪で処罰するぞ!」
カイン「俺だって老人を脅したくはないさ。だが、俺達の賢者様に妙な真似をするというなら話は別だ。悪いが手加減はしないぜ」
「………っ」
兵士たちは気迫に飲まれ、二の足を踏んだ。
カイン「おいおい、二の足を踏むな。敵の気迫に飲まれるなと教えただろ? 腹を据えて向かってこい。相手が俺でもだ」
「__ ほら、 来いよ」
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雪 - 応援してます (5月3日 18時) (レス) id: 6c1d2855e5 (このIDを非表示/違反報告)
米麹かもしれない(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます!不定期ですが良ければ応援してやってください……! (3月17日 22時) (レス) @page16 id: 889d48e298 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 更新楽しみにしてます (3月15日 23時) (レス) id: 6c1d2855e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:米麹かもしれない | 作成日時:2024年3月9日 22時