今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:36,787 hit
小｜中｜大
96話 Y 減点2。 ページ47
『ピンポーン。』
突然、部屋に響いたその音に
私はソファから
飛び起きた。
「あっ、帰って来たっ！」
パタパタと
急いで玄関に走り出すと
一旦通り越した
廊下の鏡の前へ……
思い止まって、足を戻した。
髪はイイ？
顔は浮腫んだりしてない？
……ダメだって分かってても
女心は、殺せない。
嬉しくて、嬉しくて
弾む様な心で
サッと、身なりを確認し終えると
私は、玄関の扉を
「ガチャリ。」っと、開けた。
Y「おかえりなさいっ！」
取って置きの笑顔で
私が迎えた
''その人''は……
『………ははっ、ただいま。』
彼よりも、少し高い背をしていて
彼よりも少し、低い声をしていた。
『君は、不用心だね？……減点2…だな。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 134人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うずら(プロフ) - コメントありがとうございますっ、とても嬉しいです！ (2018年1月16日 20時) (
レス) id: 9393da3d02 (このIDを非表示/違反報告)
reinamitani(プロフ) - すっごく感動しました！！ (2018年1月16日 17時) (レス) id: 08bb60ff7e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うずら | 作成日時：2017年9月22日 11時
