68話 ブレーキ。 ページ18
「………キス、したくなっちゃうよ。」
キャャャーッッッッッ‼‼‼
あーあーあぁ〜〜ッッ
俺は調子に乗って、何言っちゃってるの？
……少し、酔ってたせいもあるけど
マネがハナの事を理解してくれたって事が
俺の理性を、緩め出してたんだと思う。
……ハナはあの時
俺の言葉に、なんて思ったのかな？
耳まで真っ赤にして
俯いた彼女の姿を思い出すと
じんわりと身体の奥が、熱くなるのを感じて
………確実に、俺のブレーキは壊れ始めてるって
改めて、そう感じた。
コイツが壊れ切っちゃう前に
ハナに俺の気持ちを、ちゃんと伝えなきゃ。
……うん、決めたっ！
食いしん坊のハナの為に
美味しいレストランを予約しようっ
2人の記念日になるかも知れないし……
何かプレゼントも用意した方がいいよなっ？
どうせなら、ハナにオシャレもさせてやりたいっ！
「……綺麗だよ。」
なんて言ったら
きっとハナは、また真っ赤だっww
ははっ、考えただけで顔が緩んじゃうよ。
……ねぇ、俺が
こんな事言ったら、君はどうする？
「ハナ、好きだよ。」
………君も、俺と同じ気持ちでいてくれよ。
「ハナ、好きだよ。」
繰り返し、心の中で呟くその言葉は
目眩がするほど、甘くて切ない
……ドクドクと高鳴る、俺のこの胸は
2時間やりっぱなしの
クロストレーナーのせいなのか
想いを伝えると決めた覚悟のせいなのか……
D「……はぁ、はぁ……疲れたぁ〜。」
どちらにしても
……今はちょっと、休憩だww
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うずら(プロフ) - コメントありがとうございますっ、とても嬉しいです！ (2018年1月16日 20時) (
レス) id: 9393da3d02 (このIDを非表示/違反報告)
reinamitani(プロフ) - すっごく感動しました！！ (2018年1月16日 17時) (レス) id: 08bb60ff7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うずら | 作成日時：2017年9月22日 11時
