検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:13,264 hit

71話D ページ21

…きっと、彼女も
俺の事、好きだと思うんだよね?



もちろん、俺だって同じ気持ち。



…好き合う男女が、1つ屋根の下。



それって、そーゆー事じゃない?



繁華街で、彼女に再会した瞬間
本当は…思い切り抱きしめたかったんだ。



…でも…



『今から、彼氏が来るのっ。』



初めて会った、あの日の言葉が
結局、まだ俺にブレーキを掛けてる…。



彼女は…



『魔性の女』というヤツなんだろうか…?



彼氏がいながら…



俺と手を繋ぎ…
俺の部屋に上がってしまった…。



フーフーと、息を吹きかけながら
俺が一生懸命に用意したお茶を…



……可愛く、飲んでいる……。




一体、どう言うつもりなんだ?




…この俺に、二股でも掛けるつもりなのっ⁉




そーわ行かないゼッ‼‼
君を、俺に夢中にさせてやるっ‼‼






……ねぇ…本当にさ



彼氏の事なんか
さっさと、忘れちゃえよ。



俺達は、きっと…




運命なんだ…




だって、そうだろ?




じゃなきゃ…



こんな出会いを
神様が与えてくれる訳ないじゃないか。

72話事故→←70話Y



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
57人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うずら | 作成日時:2017年4月26日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。