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任務を再開しだして、約一週間が経っていた。
「なぜなんだ…(泣)」
そう。俺はある疑問に悩んでいた。
最近、Aちゃんの様子がおかしい。
Aちゃんに声をかけようとしても、
なぜかAちゃんは俺によそよそしい。
最初は、もしかして手を握ったことに対してまだ気になってくれてる!?なんて少し調子を乗っていたときもあったけれど、
明らかによそよそしいを超えて避けられてることにさすがの俺も気づいたわ!(え!?俺なんかしたっけ!?)(嫌われるようなことしたかなぁ"ぁ")(あ"ぁ"〜〜…)
もしかして、あの出来事は夢だったのか!?
「だったら夢から覚めたくなかったよォ"ォ"ー(泣)」
その場にしゃがみ込んでメソメソ泣いてると、後ろから炭治郎の音が聞こえてきた。
「…善逸、なにをそんなに泣いてるんだよ、」
振り向くとそこには、少し引き気味な炭治郎が立っていた(え!なにその目!)(そんな目で俺を見るなよォ"ォ")
「なぁ〜炭治郎ォー。なんでなんだよぉぉ"〜(泣)」
炭治郎のその市松状の羽織の袖を引っ張りながら助けを求めた(俺もうAちゃんに嫌われてしまったら死んじゃうよ"ぉ"ぉ"ぉ")
「落ち着け善逸(汗)なんでそんなに恥をさらすんだ」
相変わらずグサグサとささる炭治郎の言葉にさらに落胆を受けつつも、
「Aちゃん最近冷たい気がするんだけどなんで!?なんでなのぉ!?(泣)」
一番仲のいい炭治郎ならなにか知っていると思い相談してみた。
「え?そうなのか?俺に対しては普通なんだが…、」
え!まさか俺にだけなの…?(泣)
炭治郎の話を聞く限りではどうやら避けているのは俺だけのようで、余計に落ち込んでもう俺の心の中ボロッボロなんですけど。
え。これってもう諦めろ的なことですか…?
もう完全に嫌われちゃったってことですよね…?
喪失感で口をぽかーんとしながらそのまま座り込んでる俺に炭治郎がなにかを思い出したかのようにまた声をかけた。
「善逸。お前たちになにがあっかたかわからないが、ただ俺が言えるのは…」
"Aは善逸の話をしているときは誰よりも一番楽しそうに嬉しそうに話をしているぞ"
その言葉に無意識にピクッと反応してしまう。
「俺は匂いに敏感なのは知ってるだろ?いつもAからは善逸に対してその匂いがしてた」
そう言って炭治郎は優しく微笑みながら俺の頭をポンっと優しく叩きどっかに行ってしまった。
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miho。(プロフ) - ごぉどさん» ありがとうございます!なかなか更新できなくてすみません(泣)頑張るので待っていてくれたら嬉しいです! (2019年12月20日 17時) (レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
ごぉど - 善逸と主人公の可愛さにきゅんっとしました!これからも頑張ってください! (2019年12月19日 23時) (レス) id: 7d71dbb584 (このIDを非表示/違反報告)
miho。(プロフ) - あかはねさん» こんな嬉しいお言葉!ありがたいです!!めっちゃやる気出ました(笑)頑張りますね! (2019年12月3日 23時) (レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
miho。(プロフ) - しょへまるさん» わー!ありがとうございますー!!めっちゃやる気出ました(笑)頑張ります!← (2019年12月3日 23時) (レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
あかはね(プロフ) - ピュアッピュアでめっちゃキュンキュンさせてもらいました…!善逸くん可愛いしかっこいいとか最高かよ…← 続き待ってます! (2019年12月3日 22時) (レス) id: e76134e0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miho | 作成日時:2019年11月21日 15時