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辺りがだんだん薄暗くなってきて、
夕暮れで赤く染まるAちゃんはなんだかいつもより綺麗だった。
『そろそろ行こっか。任務も始まっちゃうし』
そう言ってパッと腕を離して立ち上がるAちゃん(なんて切り替えの早いこと!!)
「ええ"〜!!いいじゃん!!もうちょっとここにいようよ"ぉ"ぉ"!!」
俺まだAちゃんとアハハのウフフなことしたいんだよ〜(泣)
こんなに急に切り替えられない!!
だってこれから鬼刈りだぞ!?
生きるか死ぬかの闘いをこれからするのに!?
あ"〜!考えるだけでも恐ろしい"ぃ"ぃ"!!
『なにうずくまってんの?』
Aちゃんと離れたくないのとこれから任務に行くのが怖い為うずくまっているとAちゃんが苦笑いしながらそう呟いてた。
「俺もっとAちゃんといたいんだよぉ"ぉ"(泣)」
うわーんと泣く俺にAちゃんは俺の隣で同じようにしゃがんではヨシヨシと俺の頭を撫でてくれた(子ども扱いかよ)(でも嬉しい)
『私も善逸ともっと一緒にいたい。だから今日頑張ったら今度善逸の好きな甘味処一緒に行こうよ』
ね?ってそんな笑顔で言われたら俺頑張るしかないじゃん。
「じゃあさ、あと一つお願いきいてよ」
『なに?』
「さっきの続きしてくれたら俺もうすごい頑張る」
あと一歩でAちゃんと接吻できたのにさ!
俺実はすごい引きずってんの!(泣)
Aちゃんはさっきの出来事を思い出したのか急に顔が赤くなっててドキドキの音が大きくなってる(あーもぅ。可愛いなあ!)
「早くー。もう暗くなるよー」
なんてちょっと意地悪を言いながら口を尖らせて待ってたらAちゃんはギロッと睨んでは、
『もう!私先に行くからね!』
俺に背中を向け置いて行かれそうになったから思わずガシっとAちゃんの腕を掴んだ(わぁ"ぁ"!ごめんAちゃん!だから置いて行かないでぇ"ぇ"(泣))
「俺が悪かったよぉ"ぉ"(泣)」
シクシク泣きながらそのまま立ちすくんでるとAちゃんは俺のほうに振り向いた瞬間、
チュッと小さな音が鳴り、それと同時に右頬にAちゃんの柔らかい唇が触れた。
『ごめん。今これが精一杯なの…///』
あー。恥ずかしい!って言いながら顔が真っ赤なAちゃん。
「はぅわ…!!!///」
もうAちゃんの行動が可愛すぎるあまりにふらついて、ある意味死にかけそうになりました。
『善逸!大丈夫!?(汗)』
「あ〜。幸せ…」
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miho。(プロフ) - ごぉどさん» ありがとうございます!なかなか更新できなくてすみません(泣)頑張るので待っていてくれたら嬉しいです! (2019年12月20日 17時) (レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
ごぉど - 善逸と主人公の可愛さにきゅんっとしました!これからも頑張ってください! (2019年12月19日 23時) (レス) id: 7d71dbb584 (このIDを非表示/違反報告)
miho。(プロフ) - あかはねさん» こんな嬉しいお言葉!ありがたいです!!めっちゃやる気出ました(笑)頑張りますね! (2019年12月3日 23時) (レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
miho。(プロフ) - しょへまるさん» わー!ありがとうございますー!!めっちゃやる気出ました(笑)頑張ります!← (2019年12月3日 23時) (レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
あかはね(プロフ) - ピュアッピュアでめっちゃキュンキュンさせてもらいました…!善逸くん可愛いしかっこいいとか最高かよ…← 続き待ってます! (2019年12月3日 22時) (レス) id: e76134e0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miho | 作成日時:2019年11月21日 15時