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「なー、A」

『なに?炭治郎、』


それは、炭治郎と任務を果たし終えて
館に戻っている途中のことでした。


「お前、昨日村田さんになにか呼ばれてなかったか?」

『えー。あー。なんか二人で食事しに行かないか?って聞かれた』

でも断ったよー。って言うと、
炭治郎びっくりしてた(え、なんで)


「村田さんは、いい人だぞ?村田さんは最近柱から隊士の質が落ちたと言われて板挟みされてるんだ。その上好きな女から断られるなんて可哀想だ…!」

そう言ってうるうると目を潤ませ始める炭治郎(いやそんな事情知らないわ)(それに村田さんのことなんかけなしてない?え?そう聞こえるの私だけかな?)



「ところで、なんでAは断ったんだ?」

『、え?』

思いがけない炭治郎からの質問に少し戸惑った。


『そ、そりゃ〜…す、好きな人がいるから…』

ボソっとそう呟くと、

「え!お前好きな人がいるのか!?それは誰なんだ!?」

え。なんか食い気味なんだけど(汗)
私に好きな人がいるくらい匂いでわかってたと思ったよ。

…ん?でも待てよ。
炭治郎は善逸と仲がいい。

私が善逸が好きだと炭治郎に言ったらきっともちろんそのことが善逸本人にも耳に入るはず…。

そ ん な こ と 言 え る は ず な い … !


『教えるわけないでしょ!///』

「えー…」

なんか不服そうだったけどとりあえず煙をまくことができた。



ーーーーーーーーーーーーーーー


館に戻り、Aと別れると、

「炭治郎ォォ〜!」

と向こうからルンルンな善逸がやって来た。


「どうした?そんな嬉しそうな顔して」

「Aちゃん、昨日誰かに言い寄られてたけど断ったんだって?」

ぐへへってなぜか気持ち悪い顔してにやける善逸(なにがあったんだ?)

「あー。村田さんのことか」

その言葉に善逸はさらに嬉しそうな顔してルンルンだった(ほんとにどうしたんだ?今日の善逸は)


「なんか好きな人がいるから断ったってさっきAが言ってたな」

「………え"」


そう言った瞬間、さっきまでの喜びは嘘のように

膝から崩れ落ちた善逸なのであった。







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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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miho。(プロフ) - ごぉどさん» ありがとうございます!なかなか更新できなくてすみません(泣)頑張るので待っていてくれたら嬉しいです! (2019年12月20日 17時) (レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
ごぉど -  善逸と主人公の可愛さにきゅんっとしました!これからも頑張ってください! (2019年12月19日 23時) (レス) id: 7d71dbb584 (このIDを非表示/違反報告)
miho。(プロフ) - あかはねさん» こんな嬉しいお言葉!ありがたいです!!めっちゃやる気出ました(笑)頑張りますね! (2019年12月3日 23時) (レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
miho。(プロフ) - しょへまるさん» わー!ありがとうございますー!!めっちゃやる気出ました(笑)頑張ります!← (2019年12月3日 23時) (レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
あかはね(プロフ) - ピュアッピュアでめっちゃキュンキュンさせてもらいました…!善逸くん可愛いしかっこいいとか最高かよ…← 続き待ってます! (2019年12月3日 22時) (レス) id: e76134e0bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:miho | 作成日時:2019年11月21日 15時

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