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あのあとすぐにAちゃんを抱きかかえ、蝶屋敷に連れて行ってしのぶさんに見てもらった。
ベッドですやすや寝てるAちゃん。
このまま目を覚まさなかったらどうしよう。
俺まだまだAちゃんと一緒にいたい。
ずっとそばにいたい。この気持ち今度こそ伝えるんだ。
もういろんな感情がとめどなく溢れてきて、ポロポロと涙が溢れ出て止まらなかった。
すると、Aちゃんは時折俺の名前を呼んではにこっと微笑んでた。
「(寝言…？)」
Aちゃん！Aちゃん！って名前を叫ぶと、
Aちゃんは少し眉間にしわを寄せるとぱちっと目を開いた。
起きた…！目を覚ましてくれた！
キョロキョロと辺りを確認するAちゃんは、
ポロポロ泣いてる俺に気づき、バッと起き上がると同時に、
嬉しくて嬉しくてぎゅっと抱きしめた。
Aちゃんのあったかい体温が伝わっていく。
「良かった…！意識が戻って本当に良かった…！」
あぁ。本当に良かった。
もう目を覚まさないのかと思って、
Aちゃんをこのまま失くしてしまうのかと思って
本当に怖かった。
「Aちゃん、鬼のせいでまったく意識がなくて俺、本当に怖かったんだからな…！！(泣)」
するとAちゃんは、俺の頭を撫でながら、
『心配かけてごめんね、』
そう呟いたAちゃん。
「いいよ、生きていてくれたんだから…」
無事で良かった。
一度でもAちゃんから離れてしまったことに、
すごく悔やんだんだ。
もう絶対に離さない。離したくない。
そう思いながらさらにぎゅっと強く抱きしめて、
Aちゃんのあったかい体温を全身で感じた。
そーいえばAちゃん、
寝てる間俺の名前を時折呼びかけてたな。
なんの夢を見てたんだろう。
それをAちゃんに問いかけてみると、
Aちゃんはみるみる顔が赤くなり、
"幸せ" "好き" "願い"
そんな音が聞こえてきた。
Aちゃんが俺に対してこんなふうに思ってくれてると思ってなくて、すごくすごく嬉しくて恥ずかしかった。
でも、もう逃げない。
ちゃんと伝えるんだ。
そう改めて決心をして、
恥ずかしいのか少し伏せ気味のAちゃんに
「…じゃぁ、現実でもそうなろうよ」
そう呟く俺に、びっくりしたAちゃんは顔を真っ赤にして見上げてて、その姿は
本当に本当に可愛くて、
でもずっと見てたくて、
照れ隠しで頭をくしゃくしゃしながら、
Aちゃんを見つめてた。
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miho。(プロフ) - ごぉどさん» ありがとうございます！なかなか更新できなくてすみません(泣)頑張るので待っていてくれたら嬉しいです！ (2019年12月20日 17時) (
レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
ごぉど - 善逸と主人公の可愛さにきゅんっとしました！これからも頑張ってください！ (2019年12月19日 23時) (レス) id: 7d71dbb584 (このIDを非表示/違反報告)
miho。(プロフ) - あかはねさん» こんな嬉しいお言葉！ありがたいです！！めっちゃやる気出ました(笑)頑張りますね！ (2019年12月3日 23時) (レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
miho。(プロフ) - しょへまるさん» わー！ありがとうございますー！！めっちゃやる気出ました(笑)頑張ります！← (2019年12月3日 23時) (レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
あかはね(プロフ) - ピュアッピュアでめっちゃキュンキュンさせてもらいました…！善逸くん可愛いしかっこいいとか最高かよ…← 続き待ってます！ (2019年12月3日 22時) (レス) id: e76134e0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miho | 作成日時：2019年11月21日 15時
