検索窓
今日:12 hit、昨日:2 hit、合計:30,407 hit

11 ページ11

.




善逸を避け始めて気づけば一週間も経っていた。


もうなんか時間が空けば空くほどなんて声かけたらいいのか分かんなくなっちゃってもう自分でもどうしたらいいのか収拾つかないよ(えー。もうどうしたらいいの)

最初こそは善逸も声をかけてくれてたけどこんな私の様子に薄々気づいたのか善逸も少しずつ距離を置くようになってった。

だから余計声をかけづらくなってさ(いや全部私が悪いんだけども、)


『(でも善逸に好きな人がいるのは事実だもんな…)』


そうなんだよ。善逸には好きな人がいて、

しかも鬼滅隊にはいないってもう私振られてるようなもんじゃん!

そういえばあの時好きな人がいることに落ち込み過ぎて、泣き腫らした目で戻ったら炭治郎びっくりしてたっけ?


まあでも、このまま距離置いて過ごすのも有りかもしれないなー。


そしたらこの好きって気持ちもいつか蒸発していくんじゃないのかなー。


なんて思ってたけど、その逆だ。

離れていけば離れていくほど好きって気持ちが大きくなっちゃって。


きっと伝えても断られると思う。

また悲しい思いしちゃうかもしれない。でも、



「(それでもいいから伝えたい、)」


いつの間にかそんなふうに思えてる自分がいた。



ーーーーーーーーーー……



早くこの気持ちを伝えたくて、善逸を探してみるけどどこにいるか全く検討つかなくてうろうろしてると、

前方から伊之助が歩いてくるのが見えた(伊之助なら知ってるかも!)


『伊之助!善逸見てない!?』

「いや、見てねーけど。それよりA!お前天ぷら食ったことあるか?」

『え、あるけど…。なんで今天ぷら……(汗)』

「なんだよあの食い物!サクサクしててよぉ!!なのに中身はプリプリしてんだぜ!最っ高かよ!!」


今まで強いものしか興味のなかった伊之助がなにかのきっかけで天ぷらを食べたのかすごいキラキラしながら喋るもんだからついつい圧倒的されそうになった(いやでも今はそれどころじゃないの!)

なので喋り続ける伊之助を放ってまた違う道に走り出しました。

後ろから「まだ話が終わってねえぞ!!」なんて叫ぶ伊之助の声がしつつも…(あとで聞いてあげるから!)



キョロキョロ辺りを見渡しながら走ってると、
後ろから誰かに声をかけられたので振り向くとそこには村田さんが立っていた。







.

12→←10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
141人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

miho。(プロフ) - ごぉどさん» ありがとうございます!なかなか更新できなくてすみません(泣)頑張るので待っていてくれたら嬉しいです! (2019年12月20日 17時) (レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
ごぉど -  善逸と主人公の可愛さにきゅんっとしました!これからも頑張ってください! (2019年12月19日 23時) (レス) id: 7d71dbb584 (このIDを非表示/違反報告)
miho。(プロフ) - あかはねさん» こんな嬉しいお言葉!ありがたいです!!めっちゃやる気出ました(笑)頑張りますね! (2019年12月3日 23時) (レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
miho。(プロフ) - しょへまるさん» わー!ありがとうございますー!!めっちゃやる気出ました(笑)頑張ります!← (2019年12月3日 23時) (レス) id: bfce990d0b (このIDを非表示/違反報告)
あかはね(プロフ) - ピュアッピュアでめっちゃキュンキュンさせてもらいました…!善逸くん可愛いしかっこいいとか最高かよ…← 続き待ってます! (2019年12月3日 22時) (レス) id: e76134e0bd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:miho | 作成日時:2019年11月21日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。