The story of flowers 〜狂った彼等の取扱法〜 (ページ6)

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Memory.5 ページ6

亜「俺らの目を盗んで、渡すなんてちゃっかりしてるよね」
玲「俺、話すなっていったよな？」
右隣に座ってる亜嵐が私の頭をなでて、
左隣に座ってる玲於は私の肩に手を回して言ってくる。
隼「まぁ、一番の問題はこれを受け取っちゃうAだけどね？」
目の前には床に膝をついた隼。
涼「彼の連絡先、登録した？」
見えないけど真後ろには涼太が立ってる。
『してない。それも捨てるつもりだったし』
龍「捨てるつもりなら受け取るなや」
メ「まぁまぁ、みんな落ち着いてよ。Aは僕等の為に受け取ったんだよね？？」
優しい口調とは裏腹にyesの回答しか許さない目で静かに私を見てくる。
まぁ、実際そうだけど、、、
『私のせいで、皆の評判悪くするわけにはいかないから、、、』
メ「そうだよね。Aはいつも僕等の為に頑張ってくれてるもんね」
『うメ「でも、忘れないでね？僕達はAの事になったら何するかわからないよ？」
見なくてもわかる。きっと全員が獲物を逃さないとでもいうような彼と同じ目で私を見てる、、、
涼「余り、僕等をやかせないでね？可愛いお姫様」
私の首に指を這わせながら言う涼太。
そんなの分かってる。何度その手を首に回され苦しい思いをしたと、、、

亜「賢いAはどうすれば俺等の機嫌治るかわかるよね？」
天使の微笑みをした悪魔が囁いてくる、、、