Sugar Free2

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南「あら、夏樹じゃない。隣の女の人は？」



夏樹「ああ、知りあいさ。橘Aって言うんだ。」



波留「へえ、あの転校生と名前同じなのにあいつは違って美人だな。」



『(同じ人物だわ！)初めまして。橘Aといいます。よろしくお願い致します。』



南「私は麻生南こっちは千崎波留よ。よろしくね。」



『はい。よろしくお願い致します。』



波留「そんな固くならなくて平気。ところで歳はいくつなの？」



『夏樹さんと同い年です……。』



南「そうなのね。じゃあ、もう今夜の九時だからそろそろ帰らないとね。」



夏樹「ちょうど帰ろうと思っていたところさ。俺もAも学校あるからな。」



波留「そうか。俺と南はもう少しいるぜ。じゃあな。」



波留と南はそう告げるとまた消えていった。



夏樹「本当にお前女優だな。女優にでもなれよ。」



『嫌よ。どうして大好きな人の前で偽るのよ。さあ、帰りましょう？』



そう言うと夏樹とAはパーティーを後にした。

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