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タ「なあ、お前ユースだったの?」
『まあ。あたし、アメリカ行ってちょっと本気でやっていたの。負けず嫌いなのもあってさ。ちょうど向こうで高校生最後の時期に7番貰ったの。最初は11だったんだけど前のキャプテンが「エースはAがつけなさいって。あなたがつけないと意味ないの。」ってね。』
タ「それって……。」
『そう。努力して勝ち抜いたものだっていうのを見ていてくれていたのね。とても嬉しかった。あとでコーチに聞いたら、先輩はあたしが練習しているのを見ていたみたいなの。恥ずかしいけど嬉しかったなぁ。認められるのっていいなぁって。』
ちょっとだけ照れくさそうにAは笑った。
『だからさ、やってみたら?もう一度だけ。たとえそれが選手の道に繋がらなくてもいいんだし。やっているだけでも違うんじゃないかと思うよ。』
Aはそう言うと手をひらひらさせて帰って行った。その言葉は密かに聞いていた奥村にも届いていた。
無事、事件が解決した生徒会は予算を割り当て無事に承認を得ることが出来た。そしてAとしてもモデルの活動が活発になってきていた時にまた事件は起こるのであった。
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MH(プロフ) - りんりんさん» ありがとうございますっ!とても励みになります。ゆっくりですが是非見てくださるとありがたいです! (2015年4月30日 23時) (レス) id: c3aec136b2 (このIDを非表示/違反報告)
MH(プロフ) - ユキさん» ありがとうございます!亀な更新ですが、今後も見守ってあげてくださいね! (2015年4月30日 23時) (レス) id: c3aec136b2 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - この作品大好きです。更新頑張ってください。 (2015年4月13日 19時) (レス) id: 1260bae61e (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - いつも楽しみにしてます、更新頑張ってください(^^) (2015年4月1日 0時) (レス) id: fc6327dfde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MH | 作成日時:2015年3月31日 22時