ひゃくさんじゅうわ ページ30
繋がった想い
そして２人は
破滅へと向かう
.
.
人生で
最初で最後
幸せな瞬間だった
.
.
３週間後
「おはよう」
扉を開ければ
爽やかに微笑む彼が
私に手を伸ばす
廉「おはよ、A」
彼が手に入った
それだけでもう
幸せだった
１人だった家路に
二つの影
朝早くから
こんなに幸せなのは
きっと私だけだと思う
ふと溢れる笑み
ああこんなに
幸せでいいのだろうか
右手に彼の熱を
感じながら
空を見上げ願った
《 この幸せが
どうか続きますように 》と
.
.
教室に入れば
仮の姿に戻る
私達は
あくまで幼馴染
廉以外も
守ろうとした
愚かな私の末路
教室に入れば
私達を突き刺す
好奇の視線
「Aおはよー‼」
「おはよっ」
集まる野次馬に
自然と私達は
《いつも通り》になる
" 人気者 "の私と
" 王子様 "である彼
クラスのトップ
それが私達の
《 表の姿 》
健「おはよー」
狂ってしまった彼と
勝「おはよ」
彼に怯える勝利
ねえ
私達はいつから
こんなにも
歪んでしまったの
健「Aー♡」
「今日もかわいいねっ」
いつも以上に
甘い声で
私を抱き締めた
響き渡る悲鳴
嫉妬を含んだ
女子の視線
「健人も相変わらずね」
呆れたように笑って
褒め返したのに
彼の表情は晴れない
健「相変わらずってなに」
「ちゃんと言って」
子供みたいに
拗ねた口調の彼
私より高い身長を
背伸びして
ふわふわな髪の毛に
手をのせる
「健人もかっこいいよ」
赤く染まる頬
近くにあった
健人の顔に
不意にドキリ、として
思い違いだと
必死に鼓動を抑える
.
.
好きになっちゃいけない
そう思ったら
恋の始まり？
なんて
誰が言ったのかしらね
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あずさ - あんまり分かんなかったです。続き見たいです。 (2019年3月26日 20時) (
レス) id: a3beb0ac03 (このIDを非表示/違反報告)
えむとえぬのひと(プロフ) - 最初の話と繋がってないし、どんどん話はズレてくし、廉くんいないはずなのにいつのまにかいたりとか、もうよくわかんなかったです。話を変えるなら新しく作って書いて欲しかったです。最初のお話が個人的にはすきだったです。 (2018年12月4日 8時) (レス) id: 9b9e85f899 (このIDを非表示/違反報告)
ふまこ - 結局終わりがよくわかんなかったです (2017年10月29日 9時) (レス) id: d46a2e69cd (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 廉くんがオチなのも見たいです！ (2017年8月14日 19時) (レス) id: d477555afa (このIDを非表示/違反報告)
南 - 佐藤勝利くん落ちがいいなぁ (2017年8月9日 21時) (レス) id: d0372e64a2 (このIDを非表示/違反報告)
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