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Aside



圭介「ハァ、ハァ、…ハッ……やっと着いたー」



眠りこけている万次郎を背負った圭介が、ようやく神社の階段を登りきった



一虎「ハイ最下位」

三ツ谷「おっそ」

「お疲れ様、ありがとね圭介」



あまりにも遅かったのでドラケンとパーはサッカーボールで遊んでいる



圭介「オマエら置いていきやがって…しょうがねぇだろコイツ爆睡してたんだぞ!?ずーっと」
三ツ谷「ハイ言い訳ー」
一虎「見苦しーぜ」



圭介は悔しそう。ふふ

でも万次郎が落ちないように最下位覚悟で慎重に走ってきてくれたのよね。やっぱり優しいわあの子も



パチ

マイキー「ん?着いた?」


ドラケン「みんなに話ってなんだよ?マイキー」





皆で近くに集まる

実は私も今回の話の内容は知らない



マイキー「黒龍って暴走族、知ってる?」



ブラックドラゴン…?相変わらず暴走族ってダサい名前が多いわね

…一虎が反応したね



ドラケン「メチャクチャヒデー奴らって噂は聞くよ。3コ上だっけ?」

マイキー「うん」



マイキー「なんで相談しねーんだよ…一虎。」

一虎「!」



…なるほど、大方その黒龍とやらに一虎が絡まれてるのかしらね



マイキー「場地に聞いたよ。黒龍と一人でやり合ってんだろ?」

……当たり
一虎は少し気まずそうにしてる



三ツ谷「え?一虎が黒龍と!?ウソ!?」

パー「確かに一虎の地元って黒龍の縄張りか…」



…話の腰を折るようだけど、そういう縄張りってどうやって決めてどうやって知るんだろう

……ごめん全く関係ないね



ドラケン「なるほどね。黒龍とやり合う気か?マイキー」

マイキー「そっ。黒龍はデケぇ族だ。やるからには大義名分が欲しい!」

一虎「…?」

圭介「オレに案がある」



万次郎が立ち上がってその後に続き圭介も立ち上がる

なんだか…この子達も、大きくなったなぁ…







圭介「オレらで暴走族を創るんだ」





パー「…え?」
一虎「チーム?オレらで?」

圭介「ああ」



ドラケン「へーー!!面白そうじゃん!」


これ多分私も巻き込まれるんだろうなぁ…
私が暴走族になったとか聞いたら調査兵団の皆はなんて言うだろうか…

…ハンジは笑う気がする


まぁ可愛いこの子達の為なら、入ってあげてもいいけどさ!

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作者名:みれい | 作成日時:2023年12月4日 1時

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