晴れ時々雨

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そんな事知らん。なんて返せるわけでは無いわけでも無いけど。


『そもそもさ、川西さんからは告白？は受けてるけど。
あれやん。河井さんからは聞いてないで。その辺どーなん』


お前何様やねん。


大野のムカつく言葉に対して疼く右手を抑えた。
あー。私はやっぱり優しい。やさじょ





大「ん？あー、そーやんな。聞いてないよな。」

『ほらぁぁ。今のは完全にわいは悪くない。』



そーやな。と、珍しく私の意見を肯定した大野。
無い頭で何を悩んでるというのか。


『なに考えてんの？大丈夫？』

大「お前より天才のうちになんて事ゆーねん。」

「うん。そーしよう。そーしよう。
河井さんに気持ちを伝えて貰おう。天才かもしれん」



ただため息交じりの笑いしかでてこうへん。


『えー。なんでこうなったんだろぉ。
Aちゃんはどーも理解出来ないなぁ。』


うざいと殴られた私の頭の細胞は1億個も死んでしまった。

細胞が鋼のようだ。プークスクス



大「ほら、みろ。わしと河井さんのライン。」


またまた突き付けられたのは莉彩子の携帯の画面。




大「ちゃんと好きやぞってこーゆー事じゃ無いん？〉



なんで大野が知ってんの。


って言うセリフが出る以前に。
私の手にある莉彩子の携帯には本当に信じたく無いことが。ね、




〈どうやったらAとちゃんと話せるんかな。
賢ちゃんばっかりずるいわ。思わん？〉

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