晴れ時々雨

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『はーい。Aですけどもお』


とある日の朝。1通の電話がかかってきた。


稲「あー。Aちゃんか。」

『私の携帯で今私家にいますからね。
当たり前じゃないですか。で、なんすか』


声色からしてあたふた感が滲み出る稲田さん。
うん。想像するだけでニヤけてしまうわ。


稲「河井くん不機嫌やねんけど。仕事前やで」

『こっちにゆわれても困る事なんですけどね。
それに私今日オフなんですよ。珍しの』


えー。っと電話越しに稲ちゃんは落胆したような声を出した。

『えー。や無いですよ。我儘ゆわんとって下さい』


稲「Aちゃん来てくれへんかったら機嫌なおらへんもん。」


後ろから新山君の声や亜生君の声が。
え、なんなん。うちモテ期なん？人生3度目のモテ期なん？
もー終わったかと思ってたのに。


『しゃーなしですよ？』

物の見事に家から近い劇場は。

「楽しみやな！」って声で今日も賑やかでした。




『来てあげましたよ。』

ロビーに集まる先輩方に失礼極まりない声を掛ける。
それでもありがとうって笑って過ごしてくれる先輩はやっぱり優しい。


稲「河井くんな、機嫌悪いねん。どないしよ」

『お菓子あげたら治りますよ。
所詮はガキンチョですからね。れっつごーです』

我ながら失礼な事を言ってしまったと後悔のかけらもせずに楽屋へ向かう。


『失礼しまーす。ブラックナイトでーす。』

無駄にこのセリフを言うのに体力を使ってしまったのはなんでやろー



ーー
どうも。更新してなくてごめんなさい！
楽しいけど大変ですね。
とりあえずパシリですね。はい。

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