【Fischer's】いちごみるく

十二。私達は。 ページ13

『ーこれが、私達の過去全てです。』




カメラに向かって、はっきりと言った。




「いちみるさんだけには、話したかったもんね」




『うん。…これで、私達を応援してくれる人は少なくなるかもしれないけど…』




それでも。




『私達は、生き続けて。いつか、日本一のユーチューバーになります！』




生きてくって、決めたんです。




ユーチューバーをやめないって、決めたんです。




「いちみるさんには、感謝しかないよねー」




『軽いなぁ』




そう言って、柔らかく微笑んだ。




『まあ、そういう事なんで！これからも応援してくれると嬉しいです。』




「今、イジメられてる子とかがいたら、助けてあげてね！」




「『それじゃ、すっぱあま〜！！』」




ピッと、ストップボタンを押した。




『…みるく、どうだった？』




「んー？別にぃ」




『そっか』




あえて、話した事については言わない。




それが、みるくの優しさでもあるんだと思う。




『それじゃあ、帰ろうか』




「うん！」




今までバカにして来た奴らの同情は、いらない。




絶対、日本一のユーチューバーになって、見返してやる。




私は、決意に満ち溢れていた。

イメ画でーふ。→←十一。過去へ戻ろうか。6

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー言葉

誰がかねふくのステマだ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す