曇り模様 (ページ16)

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「Aちゃーん！」

『うおおおおおお！にいやーん！』

背が高いわりに犬みたいな？くそかわ
おいで！私が手をひろげてみる。

「Aちゃんいい臭いー！」

『よーしよしよし！可愛いなあお前！！』

会えて嬉しい！って言ってくれる。
うん。まさに天使なんだよね。

ぎゅーって抱き締められる。くるぴよ

「もーにいやんなにやってんの！」

亜生くんやん。かわいいわー。眼鏡にあってるよ。

「A人気やな～」

『両手に花？ですよ(笑)』

浜田さんは理解できないように笑った。
松本さんは遠くでなんかしてる。
あ、ゆずるさんと話してるのか。あーね
後大野もおるんや。

ぎゃーぎゃーにいやんと亜生くんが浜田さんと盛り上がっている。

「あんなん、やめときや？ゆずる可哀想やで」

『何も言ってこないので大丈夫ですよ。
川西さんも私の胸に飛び込みます？ほら』

お母さん気分でニマニマしてると、、

「Aちゃん、あほやと思うわ。」

『悪口ですよね！』

反論しようとすれば。

「胸に飛び込んできちゃうのはAちゃんやん。」

すっと腕を引かれて川西さんの胸に飛び込む。

「男なんて下心しかないんやから。
ましてや僕にそんなんしちゃう？」

恥ずかしくなり離れようとするけど包み込まれて逃げられない。

うっ。いい臭い