【Fischer’s】貴方の為なら

・・ ページ27

んだほと話してたらクラスの違うシルクの声が聞こえた。

「なあ！遊ぼ！」

、、、、、遊ぶ？いやいやいや。

『今1年生の対抗リレーだから。見てあげないと。』

「そーそー。頑張ってんのに。」

「みても何の利益も生まれねーだろ。な？」

確かにあまり面白くない。こういうのはあまり好きじゃないから。

『うーん。じゃあ行くよ』

「え！なら俺も行くー」

「っしゃ！じゃあ、他の奴らも誘いにいこーぜ！」

ごめんね。ごめん一年生。





「お、全員集まったな！」

『いや、これの何を見て全員って言えるの笑』

「あー。Aらしき人物が！」

「おお！どこだ！ぺけよ！」

「シルクめー悪くない？近いのに。ほら」

「、、、、、お！まささささーい。できてんの？」

ぺけたんの言うとうりに、ぺけたんの指差す方向を見れば居た。


、、、、、泣いてる？のかな。
抱き締められてる？マサイに。

無性にマサイに対して羨ましいという気持ちを持ってしまった。

『何やってんだろーね。』

「んー。ワリ。俺は想像つくけどな。」

分かってるよ。シルクの想像。
どーせ付き合ってるとか。そんなのでしょ？

何それ。鬱陶しい。







マサイが不意にこっちを見た。

ばつが悪そうな顔をして。そんな顔する必要ある？
主にこっちを見て「やべ。、、、、、まじか。」
とでも言いたげな顔をして。

Aちゃんがマサイになにか伝えた。

「お？行って良い感じ？じゃ、いこーぜー。」

皆も、その後について行った。勿論自分も。

笑って話してるみんなとは裏腹に、笑えない自分がいた。


シルクのいつでも楽しそうな人になれたら良かったのに。









ーー
誰sideか分かりましたか？
分かりづらくってすいません

あああああああああああああ！
駄作だ。

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