五十八,思い出の野宿 ページ13
貴女「公園なんて四年ぶりだね!」
織田「出会ってから三日間、野宿した時か。あの時寝たのは…」
貴女「彼処の土管みたいなやつの中。」
織田「俺が右で、Aが左で寝たな。」
貴女「わぁ、懐かしい」
貧乏トークを繰り広げ乍やって来たのは、思い出(ただし苦い思い出)の公園。
私がトリップして三日間くらいは、ここで過ごした。
貴女「あっ。あの水道で顔洗ったね」
織田「…碌な思い出が無いな」
貴女「いいじゃない。今では良い思い出だよ。」
織田「…?ならいいか。」
四年前の思い出という名の死の三日間を思い出しながら、公園を散歩する。
その時、見覚えのある顔が視界に入った。
茶髪にカーキ色のジャケット、鼻に絆創膏。
貴女「たっちー だ!立原道造だ!」←
立原「??」
立原道造。黒蜥蜴の十人長だ。
身近で見ると、やっぱりかっこいい。
立原「お前、なんで俺の名前…」
貴女「あ」
拙い、久々にやらかした。
いや、尤もここ最近はやらかされる側だったのだけど。
立原「何モンだ…」
たっちーがジャケットの中に手を入れる。
あ、コレは銃取り出すな。
貴女「いやぁ、だって…なんか…
立原道造って感じの、顔だなぁ…って…」
立原「…は?」
貴女「いや、なんかすっごい立原っぽい雰囲気を醸し出してるなぁって…」
立原「あ、俺、立原っぽい?」
貴女「うん、立原ってる」
立原「おお、サンキュ…俺立原に生まれてきて良かったわ」
貴女「うん、前に同じ反応をした人が居たよ。」
立原「マジかよ。‥じゃ、俺仕事あるから」
貴女「うん。じゃあね、たっちー」
立原「じゃあな。」
たっちーに手を振る。
織田作の方をみると、彼も小さく手を振っていた。
可愛いなコラ。
貴女「よーし、次行こうか。」
織田「ああ。次は何処だ?」
貴女「うーん…中華街とか?」
織田「まぁ、休みはまだまだ有るからな」
貴女「一体、何日休み貰ったの?」
織田「五日。」
貴女「うわぁ…最早ゴールデンウイークじゃん。」
▽△▽△▽△▽△▽△
今後もコメント欄のリクエストとリア友のリクエストを交えてお出かけさせます。
リクエストまだまだ募集してます、二回目でもオーケーですよぉ〜
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おこげ - は、、面白すぎでしょ、、、 (3月22日 21時) (レス) @page32 id: 75e241bf32 (このIDを非表示/違反報告)
ALIENS - はじめまして。とても素敵な作品ですね。沢山の夢小説を読みましたが、私はこの作品が一番好きです。続きがとても気になります。別所にて続けるという事で、この物語が続いてくれるのが嬉しいです。URLが載っていないので分からなくて残念ですが、更新頑張ってください (2018年10月13日 17時) (レス) id: ff37f9f0cf (このIDを非表示/違反報告)
智真(プロフ) - 初めまして。続きが気になるようなストーリー性が面白くて好きです(о´∀`о)しかも読みやすくて最高です!もし、よろしければなのですが、移転先がとても気になってるので教えてくれると嬉しいです。 (2018年6月29日 13時) (レス) id: 809fa61cec (このIDを非表示/違反報告)
アリス・キーリング - 移転先を教えてください (2018年5月15日 20時) (レス) id: af14027b7c (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 別所のリンク先をおねがいします! (2017年10月22日 23時) (レス) id: 9a5180e9be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:燈麗華 | 作成日時:2017年3月2日 0時