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……
……
「……、なんて……ね。
なんか急にごめん。
びっくりさせちゃったよね？
オレも自分で自分にびっくりしてる(笑)。
どうしちゃったかなオレ??あはは。」
沈黙を打ち消すかのようにしゃべり始めた相葉君
「電車降りちゃったし、折角だからAちゃんちまで送るよ。」
掴まれた手をそのままに相葉君は改札口へと歩き出した。
自動改札機に入る所で手は自然と離れて
先に歩く相葉君の後に続いて私も駅を出る。
「それにしても今日の昼は忙しかったね？
そういえば、昼に来たお客さんでね────」
相葉君はそれから絶え間なく話をしていた。
今日来たお客さんの他愛ない話を。
まるで二人の間にもう一瞬の沈黙もないように。
私は
そんな相葉君に対してどう応えればいいのか分からずに
何の態度も示せず、何の言葉も発せず
ただしゃべり続ける相葉君に時々相槌を打つだけ。
『なんてね……』って戯けてみせたけど
『あの時』の眼差しは真剣だったから
私はそれにちゃんと向き合わなくちゃ……
「──でさ、その人の所にコーヒーを持っていったんだけど──
「相葉君、私ね、────
相葉君のおしゃべりを遮るように、話を切り出した私に
相葉君は一瞬表情を硬くして
それでも
「ん？」って私に微笑んでくれる。
「私は、相葉君に────
「おい、A、何やってんだ?!」
横から入ってきた声に私の言葉は遮られた。
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ゆいねごと(プロフ) - sky57421970さん» コメントありがとうございます！読んで下さってる方の感想をきく機会がなかなかありませんので、とても嬉しいです。更新スピードは遅くて心苦しいですが、より楽しんで頂けるよう頑張ります！ (2019年2月23日 22時) (
レス) id: 2da354f69e (このIDを非表示/違反報告)
sky57421970(プロフ) - 初めまして。更新されるのを楽しみに待ってます。物語の展開が色々と変わるのでわくわくしながら読ませていただいています。これからも応援しています。 (2019年2月23日 6時) (レス) id: 19356e08eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やわらかなあたま | 作成日時：2018年9月14日 11時
