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こうして、マネージャー初日はひたすら仕事を覚えて終わった。
『はぁ、終わったぁ…』
思っていたよりも、マネージャーという仕事はとても大変だったので、思わず口に出してしまった。
この音駒高校はそこそこ強豪ではあるので、練習量も多い。
現に、今の時刻は八時を上回っている。
いつもこの時間？ってことは、鬼に襲われたりしないのかな？？
…つまり、鬼は女しか食べないかこのバレー部にはいないってことになる。
普通に考えればバレー部に鬼はいないはずなんだけど上弦の弐みたいな奴もいるからなぁ。
新しい発見が出来て安心していたら、黒尾さんに話しかけられた。
「松本ちゃんお疲れ〜。ほんとありがとね、入ってくれて。うちの山本も大喜びだよ。」
『いえいえ。皆さん優しくしてくれて本当に嬉しいです。』
「まぁ、個性的なメンツだけど、改めてこれから音駒のマネージャーとして、よろしくね、松本ちゃん。」
そう言ってまたにこ、いやにたぁ、の方が正しいかな？
と、笑って私に手を差し伸べた。
私を正式に仲間として認めてくれているんだなぁ、と少し感動して、私も釣られて口角が上がった。
そして、黒尾さんの手を握り返した。
…胸の中に残る罪悪感を無かった事にして。
「おい黒尾ー！！さっさと着替えて帰るぞー！！」
「クロ、遅い。」
夜久さんと孤爪さんが黒尾さんを呼びに私達の元へ来た。
『す、すみません！私が話してたから…』
「松本ちゃん、もう夜遅いし送っていこうか？？親睦会的なのも含めて。」
『え！いや悪いですよ…』
「大丈夫だって！黒尾の奢りな！」
そう言って夜久さんは軽快に笑った。
「ねぇやっくん！？俺聞いてないよ？」
「いいだろ別に。お前は早く着替えに行け！」
『でも…』
さすがに初日で奢ってもらうのは悪いなぁ、と反対しようとすると、
「クロだから大丈夫。早く行こ。皆待ってる。」
と、孤爪さんが話しかけてくれた。
孤爪さんから話しかけてもらったのは今日が初めてだったので少し嬉しかったが、
今日一日のあの観察するような目が気になって、警戒は解けなかった。
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赤兎(プロフ) - フレフレ組尊いさん» そんな事を言って頂けて嬉しいです…！！頑張ります！！！ありがとうございます!!!!! (2020年6月20日 14時) (
レス) id: 836633cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
フレフレ組尊い(プロフ) - 赤兎さん» それなです。こんな素晴らしい作品を作ってくれてありがとうございます！更新頑張ってください！！ (2020年6月19日 1時) (レス) id: 31d94156fc (このIDを非表示/違反報告)
赤兎(プロフ) - ＝クロスオーバーって最高。 (2020年6月16日 21時) (レス) id: 836633cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
フレフレ組尊い(プロフ) - 好きなアニメ×好きなアニメ＝最高 (2020年6月16日 0時) (レス) id: 31d94156fc (このIDを非表示/違反報告)
赤兎(プロフ) - 無月来夢さん» 研磨良いですよねぇ…！私も大好きです!!コメント嬉しいです有難うございます!! (2020年6月14日 17時) (レス) id: 836633cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎 | 作成日時：2020年5月24日 12時
