誰にも言えない潜入捜査。【ハイキュー】【鬼滅の刃】

↓↓↓ ページ11

.

軽く夕飯を作り、お風呂に入ってから部屋で今日のことを報告書としてまとめながら色々と考える。


マネージャーの仕事は正直、めっちゃ疲れたし
一つ一つの部員の行動に目を光らせていないといけないからすごい大変。



そもそも、鬼は陽の光を嫌うため、

鬼が人間になりきっている時は太陽を克服出来るか、鬼が人間を乗っ取ることが出来るかの二つしかない。


でも、いくら人間に擬態できるからと言って陽の光までも克服出来るとは思えないから、

多分、放課後に、陽の光が当たらない場所、つまり体育館で人間に成り済まして女の子を食べているんだと思う。


でもそれだと、男バレの中に鬼っていないのかなぁ？


…真逆、人間に憑依できる鬼がいる…とか？



『いやいや流石に其れはないでしょ。』



声に出してその事実を否定する。

そんなのがいたら本当に厄介すぎる。


話を戻して、鬼を倒す策を考える。

たぶん、鬼が自分の本性を表すのは、人を食らう瞬間。

つまり、私は食べられそうになるか、
他の人が食べられそうになっている現場に居合わせなければならない。


正直、かなりハードな任務だ。

一番やりやすくて被害もないのは私が襲われることだから、
私が鬼殺隊だとバレないようにしなければならない。

自ら鬼狩りに挑む鬼なんていないもんね。



ていうか、部活前、若しくは途中って、どうやって人を襲うんだろう。

部活中に襲うのはリスクがあるからしないはず。

多分、一旦食べないでおいて後から食べているのだと思うんだけれど。

それをどうやっているのかが問題なんだよね。



『ふぁ〜あ。』

なんか頭使ったらねむくなってきた。

確か明日って朝練があるはず。

今日は転校初日だからって御館様が非番にしてくれたし、もう寝よう。



…明日から、本格的な調査開始だ。






こうして、潜入捜査一日目を終えた。



.

一日目 報告書→←↓↓↓

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す