誰にも言えない潜入捜査。【ハイキュー】【鬼滅の刃】

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「ちゃんと寝ないと体調崩すぞー。あと身長も伸びないし。ほら、研磨なんて夜更かししてゲームばっかりやってるからヒョロヒョロだし。」

「ちょっと夜久くん巻き込まないでよ…。」

「そうだそうだ！やっくんの言う通り！お前早起きとか言って朝の三時とかにゲームするのもダメだかんな。」

『朝の三時！？それって早起きって言わないよ、研磨。…？』

「やっぱそうだよな！そう思うよな！？ほら研磨、松本ちゃんもおかしいってよ。」

「えぇ………。Aまでクロみたいなこと言わないでよ。」




四人で会話をしている時、ふと違和感を覚えた。


『……？』

「松本ちゃん？？どうした？？」

『あっいえ！早起きって何処までが早起き何だろう、って考えてて…。』

「…松本ちゃん。研磨の言うことでそこまで考えなくていいからね？？」


上手く誤魔化して違和感の正体について考える。


うーん…。何かいつもと違うって思ったんだよな。



こう、何か足りないっていうか………






「研磨ぁ〜。このままだと将来が心配だよ、俺は。ちゃんと食ってるか？」

「夜久くんうるさい。ちゃんと食べてるってば。」

『夜久さんってなんかお母さんみたいですね笑』

「やっくんは音駒のオカンだからな！」

「お前の母になった覚えはねぇけどな。てか俺より海の方がお母さんっぽいだろ！」

「海はお父さん。んでやっくんがお母さん。」

「なんで俺が母親の方なんだよ！」

『でも結構合ってると思いますよー？』

「松本ちゃんまで！？」

「だよね？そう思うよね？？」



楽しく会話しているように見えても、観察は怠らない。
が、ボトルの回収も行いながらなので、


監視、会話、回収の三つを同時並行で行っていた。

特に監視はしっかり行えるように。



でも、やはり何かをやりながらの観察は穴があるので、ちゃんと部員が全員この場にいるかまだ確認が取れていない。



モヤモヤした気持ちでひたすら仕事をしていたが、怪しい人は見つけることが出来なかった。


ここ最近あまりファンが来なかったのに今日は沢山の人がいるので、今日は鬼にとって待望の日なはず。


だから絶対襲ってると思ったのに、全然分からない。




ちらっと時計を見ると、あと少しで休憩も終わりの時間。



まだ襲わないのかな…？次の休憩の時とか…？



でも油断は大敵。


休憩が終わるまでも、終わった後でも気を抜くことは許されない。




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