変わったこと ページ26
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｢じゃぁ、またね？｣
朝食を済ませてしばらくゆっくりした後、相葉さんは帰っていった。
はぁ、っと大きく息を吐く。
またね、か。
またなんて次こそあるのか…？
確かに連絡先の交換はしたけれど…。
リビングに戻ると、着信を知らせるようにチカチカと点滅をしているスマホ。
手に取ると、
“翔”
ドクン。
ドクン、ドクンと鼓動が落ち着かなくて、やけに耳に響く。
震える指で、発信をタップする。
…Trrrrr
数回の呼出音のあと
『もしもし、』
聞きなれた、電話越しの声。
｢も、もしもしっ、｣
『ふっ、笑…なに？キンチョーしてんの？笑』
｢えっ！｣
『何どもってんだよ、笑』
ははって以前は大好きだった、笑い声も今は罪悪感から平静を装うことに必死になる。
｢そんなこと、ないよ？って、いま話せるの？｣
『あー、大丈夫。さっき撮影おわって今ホテルに戻ってきたとこだから』
｢そっか…どうしたの？電話してくるなんて珍しい…｣
『あー…いや？別に、これと言って用が会った訳では無いんだけどさ…』
｢…寝なくて大丈夫なの？｣
『あー、大丈夫なんだけどさ。…変わったこと、無かった？』
｢え！？か、変わったこと？？｣
翔の言葉に、スマホを持つ手にじんわりと汗が滲んでいくのがわかった…。
『あぁ。変わったこと、なかった？』
｢なんにも、ない、よ？｣
しばらくの沈黙のあと、
『…ふーん…、そ。』
｢う、うん。これといって、無いかな…｣
強く打ちつける鼓動で、気が遠くなりそうになる。
『…まぁ、なんかあったらいつでも掛けてこいよ？』
｢あ、うん…｣
今は翔のその優しさが、苦しくてたまらない…。
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れなこ(プロフ) - いきなりコメントすいません！初めまして！とてもこの作品気になって初めから読みたいんですが、パスワードの方教えていただいてもよろしいでしょうか？？ (2019年12月25日 18時) (
レス) id: efb1a479d1 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - ろりぃさん» ろりぃさん、はじめましてー！コメントありがとうございます！嬉しい！翔ちゃんとどうしましょうか・・・←え？wそれはおいおい・・・(爆)楽しみにして下さってて嬉しいです☆ (2019年10月5日 12時) (レス) id: c9577ff471 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - ともさん» ともちゃん、お？切ない！？ありがとう！！嬉しい！ね、これどーなるんだろぉね。修羅場があるのは間違いない(爆) (2019年10月5日 12時) (レス) id: c9577ff471 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - kuronekoさん» あはwやっちまいました！きっと、やっちゃってますwwあたしもどぉなるかわかんない笑！最後だけしか考えてないー！やばばばー (2019年10月5日 12時) (レス) id: c9577ff471 (このIDを非表示/違反報告)
ろりぃ(プロフ) - 翔さんとどうなるのー？！それ以上に相葉さんとはどんな風に過ごすのー？！とか気になります！お話楽しみにしてます！ (2019年10月1日 18時) (レス) id: b196cd5c23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和紀☆
作成日時：2019年7月20日 8時
