二十九話目 ページ31
ネテロ「残った43名の諸君にあらためてあいさつしとこうかの
わしが今回のハンター試験審査委員会代表責任者のネテロである
本来ならば最終試験で登場する予定であったが いったんこうして現場に来てみると
なんともいえぬ緊張感が伝わってきていいもんじゃ
せっかくだからこのまま同行させてもらうことにする」
ネテロさん、ほっほっほって笑ってるけど笑い事じゃないと思うよ
豆さん「次の目的地へは明日の朝8時の到着予定です こちらから連絡するまで各自 自由に時間をお使いください」
キルア「ゴン、A!! 飛行船の中探検しようぜ」
ゴン「うん!!」
A「ん、いいよ」
飛行船窓の方にて
A「わぁ、きれー・・・」
ゴン「宝石みたいだねー」
「「「・・・」」」
しばしの沈黙の後、ゴンが口を開いた
ゴン「キルアのさぁ・・・」
キルア「んー?」
ゴン「キルアの父さんと母さんは?」
キルア「んー?生きてるよー、多分」
A「多分って何さ、多分って」
ゴン「何してる人なの?」
キルア「殺人鬼」
おぅ! 即答!!
ゴン「両方とも?」
キルア「あははははっ! おもしろいなお前ー」
A、ゴン「?」
キルア「マジ面でそんなこと聞き返してきたのお前が初めてだぜ」
ゴン「え? だって本当なんでしょ?」
キルアはちょっと驚いた顔してた
うん、わかるよそれ ゴンには僕もよく驚かされるよ
キルア「なんでわかる?」
ゴン「なんとなく」
キルア「おかしいなぁー
どこまで本気かわからないコってのがチャームポイントだったのに」
ゴン、A「ふーん」
キルア「オレん家、暗殺稼業なんだよね 家族ぜーんぶ
そん中でも オレ、すげー期待されてるらしくてさー でもさ、オレやなんだよね、人にレールしかれる人生ってやつ?」
あ、それ分かるわー
キルア「『自分の将来は自分で決める』って言ったら親兄弟キレまくりでさー、母親なんか オレがいかに人殺しとしての素質があるかとか涙ながらに力説するんだぜ
結局ケンカになって母親の顔面と兄貴の脇腹刺して家おん出てやった!
今ごろきっと血眼さ!!
ハンターの資格取ったら、まずうちの家族取っ捕まえるんだ
きっといい値段で売れると思うんだよねー」
A「アハハ!、そんないい笑顔で言うことじゃないよ、絶対」
キルア「Aは?」
A「はい?」
ゴン「Aのお父さんとお母さんの事だよ、どんな人なの?」
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ミグリア(プロフ) - どうも、はじめまして はい!そうです!でも、夢主ちゃんは親の存在をまだ知らないので… 今はなんだろう的な感じです (2013年9月7日 18時) (レス) id: 4aed80ced9 (このIDを非表示/違反報告)
foruneasu(プロフ) - はじめまして。あの貝笛って、ルナのやつですか? (2013年9月7日 18時) (レス) id: 2a9540fc75 (このIDを非表示/違反報告)
雲兎(プロフ) - と言うことで、早速来てみた!! (2013年7月20日 14時) (レス) id: 57a6bc8ab2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミグリア | 作成日時:2013年7月13日 19時