野坂くんと私の短編集【野坂悠馬】 (ページ11)

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11.野坂悠馬生誕祭ページ11

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今日はゆーきゅんの誕生日ですよ！！←みんな知っとるわ

これはお祝いするっきゃない！

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『悠馬！誕生日おめでとう！！！』

悠馬が食堂に入ってきた瞬間にクラッカーを鳴らした。

みんな一斉に、とは言ったけど…

いきなり来るものだから西蔭と私はいいタイミングで鳴らせたけど出遅れた人達はやべぇと言いながらクラッカーを鳴らした。

灰崎「野坂はえーよまだ飾り付けしている途中じゃねーか！」

稲森「野坂おめでとーう！」

灰崎「つかこのクラッカー湿気ってんじゃねーか！ならねーよ」

ヒロト「はっははははははははっ！！」

灰崎「ヒロト、てめぇの仕業か！」

ヒロト「俺に持たせてんじゃねーよwww」

灰崎「後で覚えとけよ！」

西蔭「野坂さん、誕生日おめでとうございます！」

円堂「野坂！誕生日おめでとうだ！」

風丸「おめでとう野坂」

悠馬「ありがとうございます…」

少し驚いた様子だったが悠馬はあまり顔に出ない方なので他のみんなは反応薄いなって思っているんだろうな。

『悠馬！ケーキもあるんだよ！』

悠馬「ケーキ？嬉しいな…」

『ほら！スイカのケーキだよ！』

悠馬「…！スイカ味なの？」

西蔭「はい。Aが提案したんですよ」

稲森「斬新だよね！」

不動「美味しいのかよそれ…」

『私が腕によりをかけて作ったんだから！ちゃんと味見もしたから安心してね♪』

吹雪「それと、これは僕達からのプレゼント！」

悠馬「大きい袋だね」

『うふふっ開けてみて！』

悠馬「うん…」

大きなプレゼントの袋を開けると新品のサッカーボールとルーズリーフとバインダー、それにシャープペンが入っていた。

悠馬「こんなにたくさん…ありがとう。」

『えへへっ喜んでくれて嬉しいよ。でもこれで終わりじゃないんだからね！これからみんなでパーティーよ！いっぱい食べよーね！』

悠馬「パーティー？…あぁ、食事だね、楽しもうか。

…西蔭も今日はいっぱい食べるもんね？」

西蔭「はい！…え」

悠馬「よかった。西蔭の食べっぷりが楽しみだよ。さぁ頂こうか」

西蔭「え、あの…野坂さ…」

悠馬「あー楽しみだな」

西蔭「の、野坂さんっ」

『悠馬…程々にね？』

『あーたくさん食べたね！お腹いっぱいだよ』

悠馬「うん、満足したよ」

『悠馬～日本代表なんだからあまり西蔭にフーハラ※しちゃダメよ？』※フードハラスメント

悠馬「…なんのことかな」