5.ちょっとした勉強 ページ6
.
二度寝後、下で朝ごはんを食べた。
母「何時に約束してるの？」
『10時からだよ！』
母「待ち合わせの場所とか」
『大丈夫だよ！』
母「今日は小学校の方に行ってくるわ」
『うん！』
朝食を食べて服を着替えて髪もセットした。
私はポニテが好きだからポニテにする。
まだ髪の毛短いけど伸ばしたいなーと考えている。
適当にパソコンで時間をつぶして、集合10分前には待ち合わせである公園へ着く。
『うーんやっぱり早すぎたなー』
悠馬「そんな事ないよ」
『うわぁぁぁ！』
悠馬「君がくる5分前位からいたよ」
『そ、そうだったんだ…びっくりしたー』
秘密基地のかまくらを覗いたらゆーくんがいた。
『早いんだね』
悠馬「まぁ、楽しみだったから」
『！、私も！！』
悠馬「同じだね」
ゆーくんは少し照れながら笑った。
『ゆーくんは照れ屋だね！』
悠馬「き、君のせいだよ、そんなことより…」
ゆーくんは持っていた小さいポシェットから目覚まし時計を取り出した。
『ゆーくん今から寝るの？』
悠馬「そんな訳ないでしょ、君が時計の読み方知らないって言うから教えてあげようと思って」
『え！ほんと？ゆーくんは優しいなー！』
悠馬「そんなんじゃないよ。小学校、2年生になったら習うし予習だと思って」
『うん！あ、そういえば…』
悠馬「？」
ゆーくんは疑問に思ったのか頭を傾けた。
『私、春休み明けからゆーくんと同じ小学校通えるようになるよ！』
悠馬「！！」
ちらっと横目でみるとばっと顔をこちらに向けたゆーくんと目が合った。
悠馬「ほんと…？」
『うん！楽しみだね』
悠馬「そっか…そうなんだ…
じゃあ、一緒に勉強頑張ろうね」
『うん！』
満面の笑みでそう答えた。
あの後、ゆーくんから時計のよみ方を教えて貰って、家の近くの店のことを話した。
私が住んでいたとこより都会でそれでもって自然がある。
空気が綺麗で、いいお店もある。
『ゆーくんはよくお母さんとこの辺遊びに行ったりするの？』
悠馬「僕はあんまり、行ったことないよ。お使いならあったけど2人で来ることは数える程しか無かったな」
『そっか…じゃあ、私と行こ』
悠馬「！、君と？」
『うん！行こ！これからいっぱい行けるよ、私が着いてく！』
悠馬「…うん、君らしいね」
少し気になっていたことがあった。
『…ゆーくん、その君って呼び方嫌だな』
ラッキーイナイレシリーズキャラ
壁山塀吾郎
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：青井 x他1人 | 作成日時：2020年2月10日 0時
