35.アイスとゲームセンター ページ36
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悠馬「Aもバニラ食べる？」
ゆーくんがバニラをつきだした。
『いいの？やったー！』
同じくひと口かじるとバニラが濃厚で美味しかった。
『王道だよね、美味しい。ありがとうゆーくん』
悠馬「うん…Aもありがとう」
『…ゆーくん、これって間接キス、ってやつかな』
そうふざけて言うとゆーくんは耳まで真っ赤にさせて縮こまった。
悠馬「…ご、ごめ」
『だ、大丈夫だよゆーくん。私は気にしてないよ！』
それでもゆーくんは恥ずかしさで真っ赤だった。
二人でアイスを食べた後、次どこ行くか迷ってるとエレベーターの横に建物案内の地図があるのを見つけた。
悠馬「A、りーもーファンタジーって何？』
『ああ、ゲームセンターだよ！ メダルゲームとかクレーンゲームとか…とにかく楽しいところだよ』
悠馬「楽しそう。行ってみない？」
『うん、久しぶりに行こうかな』
悠馬「3階にあるね、エレベーター押して」
『うん！』
エレベーターで３階に行くとすぐにりーもーファンタジーが見えた。
悠馬「うるさいね」
『まぁゲームセンターだししょうがないよ。ほらクレーンゲームあるよ』
悠馬「いっぱいあるね」
『メダルゲームもあるよ！』
悠馬「うん、楽しそう」
『あ、この猫可愛い！取れるかな…』
悠馬「！、僕が取るよ」
『え、やるの？』
悠馬「うん」
クレーンゲームに100円を入れてボタンを押す。
私が可愛いといった猫のぬいぐるみキーホルダーを狙ってアームを動かすと狙いを定めてボタンから手を離した。
キーホルダーは上手くタグに引っかかって1発で取れた。
『凄いよゆーくん！』
悠馬「…僕も１回で取れるとは思ってなかった。はい、あげる」
『え、いいの？』
悠馬「元々あげる為にやったし…」
『ありがとう…』
ゆーくんからキーホルダーを受け取り、カバンに付けた。
『メダルゲームでもしよ！私メダルゲーム好きなの！』
悠馬「メダルゲームはやった事ないな…でもAが好きならやろうかな」
『どっちが多く増やせるか勝負しよ！』
悠馬「罰ゲームありね」
『ゆーくん罰ゲーム好きだね笑』
悠馬「…そうだね、ていうより…
Aとやるならなんでも好きだよ」
ゆーくんは優しく微笑んだ。
『……そう』
悠馬「…？早くやろ？」
『…うん！』
二人でメダルゲームをやった。
ラッキーイナイレシリーズキャラ
壁山塀吾郎
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作者名：青井 x他1人 | 作成日時：2020年2月10日 0時
