32.休憩にゲーム ページ33
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悠馬「僕はAみたいにデジタルゲームは持ってないけどアナログゲームならあるよ」
そう言って取りだしたのは誰でも見た事のあるゲーム。
トランプだった。
『わぁ！やるやるー』
悠馬「決まりだね、何やる？大富豪でもする？」
『それならやった事あるよ！しばりあり？』
悠馬「じゃあ、8切りと11バックと…12ボンバーいれようか。他に何かいる？」
『ううん、それでいいよ。負けないよ！』
悠馬「…僕もだよ」
『(よし、2出して4出せば上がりだ！ジョーカーもうないし止められる心配はない！)』
悠馬「12ボンバー。2を消すよ」
『ぎゃー！それはあかん』
悠馬「はい、僕の勝ち」
『悔しー！そこで12ボンバー来るとは…』
悠馬「Aもまだまだだね」
『ほんとに悔しい〜もう1回！』
悠馬「いいよ、やろう」
トランプで大富豪以外でもダウトやポーカーをやった。
ポーカーはやったこと無かったけど調べながら2人で理解して遊んだ。
悠馬「Aって意外とポーカーフェイス上手いよね」
『そうかな？ゆーくんは少し顔に出てるね』
悠馬「いや、それはAが至近距離で見つめるから…」
『あははははっ』
悠馬「こほんっ。それより、あれから2時間たっちゃってるけど…やる？勉強」
『ゆーくんがやるなら私もやるよ』
悠馬「うーん、やる気はなくなってしまったけど。でも100点取りたいし…」
『そっか、じゃあやろう』
悠馬「……そうだね、 お母さんを喜ばせよう」
『うん！』
悠馬「テストって6月12日に全部帰ってくるでしょ？」
『うん、確か…でもそれがどうしたの？』
悠馬「その日に僕と同じく100点のテスト用紙をお母さんに見せようよ」
『…100点。取れるかな』
悠馬「今から勉強すれば取れるよ！僕も教えるから」
『…そうだね。頑張ろうね！あ、でもその日お母さん仕事で帰ってくるの夜って言ってた気がする…』
悠馬「じゃあ最初に僕のお母さんに見せなよ！きっと褒めてくれるよ」
『そうね！おば様に褒められたい！』
悠馬「僕も負けてられないな…一緒に頑張ろうね」
『うん！ゆーくんわからないとこあったら言ってね』
悠馬「…ありがとう。早速なんだけど、国語の漢字が…」
『あーここね。難しかったからお母さんのスマホで調べちゃった笑』
悠馬「むっ、ずるいね」
『まあまあ！で、ここだよね』
悠馬「そうそれ」
ラッキーイナイレシリーズキャラ
壁山塀吾郎
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作者名：青井 x他1人 | 作成日時：2020年2月10日 0時
