21.アリオパーティー ページ22
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『え、誕生日だからゆーくん好きなことお願いしてもいいんだよ？』
悠馬「えっ、い、いや…！誕生日だからって不公平だよ！それに僕がやりたくて言ってるし…」
『は、はぃ…』
勢いよく言ってきたので驚いて気の抜けた声が出てしまった。
悠馬「うん、アリオカートやる？それともアリオパーティーやる？」
『ゆーくんが決めていいよ』
悠馬「じゃあパーティーの方やろうか。サイコロのやつ」
『いいよ！手加減無しだからね！勝負！』
悠馬「うん、こっちこそ負けないよ」
ゆーくんは余裕の笑みを浮かべた。
『ちょっと最初から順番決めのサイコロの目が1って…』
悠馬「コンピューター入れて4人(人2人とコンピューター2体)でやってるけどコンピューターでもその数字出さなかったね」
『そして当然のごとくゆーくん6出すのね』
悠馬「これは運だよ」
『ちょっと何このマス！コイン取られたー！』
悠馬「あははっ運が悪いね…」
『うーグッバJr許すまじ…』
悠馬「あ、スター取られた」
『よしっ同じ数になったね！私もスター3個持ってるよ』
悠馬「Aはコインがないね、それじゃあスターと交換できないよ」
『ミニゲームで勝つもん！』
『ちょ、ポム兵を持って近づいてくるなー！』
悠馬「会いたかったよA、感動を分かち会おう」
『て、ちょほんとに…そんなこと言われて近寄るわけないでしょ！ポム兵持ってんの見えてるんだよ！』
チュードーンッ
悠馬「あ、爆発した」
『ぎゃー私を道連れにしたな！』
かれこれ1時間半くらいやってようやく決着がついた。
『やったー！何とか勝った！』
悠馬「ハプニングマススターも1位だったね」
『それを言っちゃダメだ！でも本当にギリギリだったなーゆーくん強いね』
悠馬「悔しいな…次やる時は勝つから！で、命令は？」
『あ、忘れてた…でも命令って言ってもなー』
悠馬「考えてなかったんだね」
『んーじゃあ今日は泊まってって！』
悠馬「えっ！でもお母さんが…」
『事前におば様の許可は取ってるよ。あとはゆーくんの意志に任せるって』
悠馬「そうだったんだ…じゃあ、泊まろうかな。でもいいの？僕にとって罰ゲームじゃないけど」
『私が楽しいからいいの！あ、そういえば忘れちゃってた、はい』
悠馬「何？」
『おば様から預かってたの』
手のひらサイズより少し大きめの袋を渡すとまたさっきと同じようにゆーくんはすぐに袋を開けた。
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ラッキーイナイレシリーズキャラ
壁山塀吾郎
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作者名：青井 x他1人 | 作成日時：2020年2月10日 0時
