君は僕の…【野坂悠馬】 (ページ20)

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19.学校の感想ページ20

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返事をしない私にゆーくんは首を傾げて少し下を向いている私の顔を覗き込んだ。

『ごめん。ちょっとぼーっとしてたみたい』

悠馬「大丈夫？今日は僕の誕生日なんだから僕のことだけ考えてよね」

『…はいはい。よし帰ろう！』

悠馬「軽くあしらわないでよ…」

『ごめんって…冗談だよ』

悠馬「うん、僕も冗談だよ」

帰宅中…

悠馬「そういえばどうだった？ここにきて初めての学校」

『結構楽しかった！授業とかも難しくないし…あ、給食すごく美味しかった！』

悠馬「どれが美味しかった？」

『どれも美味しかったけど…やっぱり米だよね！わかめご飯美味しかった～！』

悠馬「そっか、Aって元はどこに住んでたんだっけ？」

『××だよ！1年位しかいれなかったけど』

悠馬「え、遠いね」

『飛行機初めて乗ったもん！』

悠馬「僕はまだ乗ったことないな、あっちの学校とこっちって何か違うことある？」

『う～ん、給食が少し違うよ！』

悠馬「食べること好きだね…」

『ティッピーサラダが好きなんだ！』

悠馬「え、なにそれティッピーって何？」

『ん？、玉ねぎの妖精だよ』

悠馬「玉ねぎの妖精…なにそれ笑」

『ティッピーサラダていう玉ねぎのサラダだよー』

悠馬「初めて聞いた…美味しいの？」

『パリパリで美味しい』

悠馬「気になるな…食べてみたくなったよ」

『じゃあ大きくなったらいっしょに××行こーね！』

悠馬「大きくなったら…うん。行こう」

そんなことを喋っていると自分の家に着いた。

『じゃあ、30分後に来てね！』

悠馬「了解」

ドアの前で解散すると私はランドセルを置いてすぐにデパートに向かった。

予約していたケーキを無事受け取り中を確認してデパートを出た。

ゆーくん喜んでくれるかな。

ケーキが崩れないようにゆっくりとした足取りで家に着き冷蔵後で冷やしておいて、あらかじめ作っておいた折り紙の輪っかや風船を飾り付けした。

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××は作者が昔住んでた都道府県です。わかる人にはわかるのですが…( ˊᵕˋ ;ティッピーサラダもすこしもじっています。あれめちゃ美味いんですよ笑商品化してほしいです。